■女性の高齢者は平均寿命まで生きたくない!? - 延命治療と余命に関する調査 ― 2012年10月18日
女性の高齢者は平均寿命まで生きたくない!? - 延命治療と余命に関する調査
「老いの工学研究所」は、高齢者分譲マンション事業を展開するディベロッパー各社の協力を得て、高齢者分譲マンションの購入を検討していた人など約6,000人を対象にした調査の中から、50~86歳の男女を対象に「老後の充実について考える調査」を実施し、「延命治療」「希望する寿命」の項目について回答した約300 人のデータを発表した。
質問:「心身の自立性が失われた場合、医療機器・医療行為による延命を望みますか?」
「はい」と回答した人は、全体で2.8% (男性3.6%、女性2.3%)に留まった。
望まない割合は、全体で81.3%。延命治療を望まない人が圧倒的に多いことが分かった。
質問:「自分の寿命として、何歳くらいを望んでいますか?」
男性は、概ね平均余命より長く生きることを希望していたが、
女性は、希望する余命が平均余命を各年代で下回っていて、平均寿命まで生きたくはないと考えている様子が窺えたという。
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