■肌荒れや体調不良はヤバイ!「腸が老化し始めている」危険な兆候 ― 2014年04月29日
近頃、「風邪をひき易い」「体調を崩し易い」その他にも、肌荒れやイライラに悩まされている方、もしかしたらそれ、腸が老化している証拠かもしれません。
■腸が老化すると大変なことに腸が老化すると便秘になり易くなる。便秘なると便の腐敗が始まり、悪玉菌が活発化してきます。そうなると、腸内細菌のバランスが崩れ、腸内で増えた有害物質が血液に取り込まれて全身に運ばれます。その結果、各臓器や肌がダメージを受けるのです。
■腸の老化で出るサイン
また、精神を安定させる働きがあるセロトニンというホルモンをはじめ、全身の免疫細胞の約6割は腸粘膜に集結しているため、腸が老化することで免疫力がダウンし、病気やアレルギーに罹り易くなったり、イライラ、くよくよし易くなるという。近年、生活環境や習慣の影響から、若い女性でも腸が老化している方が増えているそうです。
■腸を若返らせる生活習慣
下記の項目に心当たりがあるなら、既に腸が老化し始めているかもしれません。
- 便秘がち
- 便の量が少ない、スッキリしない
- 便のニオイが強い
- 風邪をひき易い(体調を崩し易い)
- ・肌が荒れ易い
- ・花粉症
- ・イライラ、くよくよし易い
- ・ストレスを感じ易い
- ・寝つきが悪い
- 朝、コップ1杯の水を飲み、便意を促す。
- 3食バランス良く食べる。大豆・野菜・芋・果物といった植物性の食品や、納豆・ぬか漬け・味噌・醤油などの発酵食品を積極的に食べる。
- 適度な運動をして腹筋を鍛える。
- 自律神経のバランスが乱れると腸の働きが悪くなるため、休養をとり、ストレスを溜め込まないようにする。
- 腸年齢が若いほど、元気な体と美しい肌をキープすることができる。スキンケアで効果を感じにくいなら、先ずは腸のケアをしてみては?
■脳卒中や心臓病、10年後の確率は? ウェブで簡単予測 ― 2012年01月27日
大阪府立健康科学センターが、1995~2000年に大阪府、秋田県、茨城県、高知県の8,886人に実施した健康診断のデータを基にして、10年後に脳卒中や心臓病などになる確率を予測式をウェブサイト(http://www.kenkoukagaku.net/yosoku/)に公開した。
対象者は40~75歳で、性別、年齢、身長、体重、血圧、中性脂肪やコレステロール値、喫煙や飲酒習慣の有無など計12項目を入力すると、1年後・5年後・10年後の発症確率と、平均と比べたリスクが表示されるので、発症確率を下げるために、ダイエットや禁煙・禁酒・高血圧の改善など具体的にどんなことをすれば、どれだけ改善効果があるかも示される。
■タマジャクシ型内視鏡、胃腸を尾びれで泳ぐ ― 2011年07月01日
既に実用化されていたカプセル型内視鏡は、飲み込んだ後は腸のぜん動運動によって移動するだけなので、胃の撮影ができず、大腸に到達するまでに10時間程度かかっていたが、大阪医大や龍谷大などのチームが、人の胃や腸内部を尾びれによって体内を自力で進み、消化管内を自由に動き回り狙った患部を観察できる長さ2.5cm、直径1.2cmのカプセル型内視鏡の開発に成功し、数年以内の実用化を目指すという。その他のサイトの記事:
▼泳ぐ内視鏡「マーメイド」、人体内の撮影に成功
http://www.asahi.com/science/update/0621/OSK201106210019.html▼世界初「泳ぐ内視鏡」 胃と大腸の撮影に成功
http://sankei.jp.msn.com/science/news/110621/scn11062111510002-n1.htm
■血液でうつ病診断、簡便な検査法開発 リン酸濃度を測定 ― 2011年05月25日
慶応大の研究成果を基に、血液中に含まれるリン酸の濃度により、うつ病を診断する検査法を「ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ」(山形県鶴岡市)が開発し、5月22日の日本生物学的精神医学会で発表するという。厚生労働省研究班の調査では、一般医の9割は経験則で「うつ病」を診断しているが、同社は、国立精神・神経医療研究センターで「大うつ病性障害(うつ病)」と診断された31人と、年齢や性別の構成が近い健康な35人の血液を分析したところ、うつ病患者は、血漿中の「エタノールアミンリン酸」の濃度が低いことを見つけた。
このリン酸の濃度で、うつ病患者を正しく診断できた確率は82%、健康な人をうつ病でないと診断できた確率は95%だった。
■アルツハイマー病、血液検査でも検出可能に 米研究 ― 2011年01月16日
AFP BB News > ライフ・カルチャー >ヘルス 2011/01/08
米スクリプス研究所(Scripps Research Institute)のThomas Kodadek博士らの研究チームが、1月6日の医学誌「Cell」に発表した研究によれば、将来、血液検査でアルツハイマー病を検出できるようになるかもしれないという。ペプトイドと呼ばれる分子を用いて、特定の病気の抗体を検出するというもので、研究チームは多発性硬化症に似た症状を呈するマウスは、抗体の本体である免疫グロブリンが健康なマウスよりも多いことを確認した。次にアルツハイマー病患者、パーキンソン病患者、健常者の各6人の血液を分析した結果、アルツハイマー病患者のほうが、ほかのグループよりも3倍も免疫グロブリンのレベルが高い3種類のペプトイドを確認できたことによる。
■体重:激やせ激太り注意 5Kg以上の変化、死亡リスク1.3~1.7倍 ― 2010年03月30日
毎日新聞 ライフスタイル > 健康 > アーカイブ 2010/02/23
40~60代の8万人調査厚生労働省研究班が10都府県に住む40~69歳の男女約8万人を対象に、5年間の体重変化を調べ、その後の約9年間の生存状況を追跡した大規模調査によって、中年期以降に体重が5Kg以上増減した人は、変化が小さい人に比べ死亡の危険性が1.3~1.7倍高まることが判ったという。
調査結果は、5年間で体重が5Kg以上減った人は、体重増減が2.4Kg以内の人に比べ、死亡リスクは男性で1.4倍、女性で1.7倍高いことが分かった。また、5Kg以上増えた人では男女共も2.4Kg以内の増減の人に比べ1.3倍だった。
この内、がんによる死亡リスクは、5Kg以上減った人で男女共1.5倍、循環器疾患では5Kg以上増えた女性で1.9倍に上昇していた。体重が大幅に増減する背景には、病気の前兆や代謝機能の変化があると考え、長寿には、体重をある程度維持することが鍵になりそうだ。
■「NikkeiNet」の「健康サイト紹介」 ― 2010年02月14日
■成人7割「運動不足感じる」内閣府調査 ― 2009年12月08日
3年前から6ポイント増
内閣府が11月21日に発表した「体力・スポーツに関する世論調査」の結果によれば、成人の3/4は日ごろ運動不足を感じているという。ただ、頻繁に運動する人はむしろ増えており、「健康への意識が高まり、結果的に運動不足を感じるようになっているのではないか」と内閣府では見ている。今回の調査:
全国の20歳以上の男女3000人を対象に、9月24日~10月4日において面接方式で実施し、回収率は64.2%だった。同様の質問を始めた1991年以降で最も多くなっており、年代別では40歳代が最も割合が高く、86.6%に達した。運動の頻度:
「3日/週 以上」が30.2%で最も多く、「1~2日/週」が28.1%、「1~3日/月」が23.4%の頻度だった。運動種目:
ウオーキング(48.2%)、体操(26.2%)、ボウリング(15.7%)だった。
■「病気がわかるWEB」を選ぶ一般投票始まる ― 2009年10月23日
YOMIURI ONLINE > 医療と介護 > ニュース 2009/10/15
病院検索サイト「QLife(キューライフ)」を運営するQLife(山内善行社長)が、「2009年Best疾患啓発サイトアワード『病気がわかるWEB大賞』」(読売新聞東京本社など協力)を開催している。『病気がわかるWEB大賞』は、製薬会社が開設している「疾患啓発サイト(患者やその家族向けに病気のことを詳しく説明するサイト)」の存在を広く知ってもらうために行われるもので、選考対象は事前にノミネートされた計11サイト。10月15日~31日まで一般投票を受け付けている。(大賞は11月16日に発表予定。)
ノミネートされているサイトはQLifeの投票ページ(https://www.qlife.jp/award/)に公開されている。
▼ノミネートされている疾患啓発サイト
- 1.一般部門
- うつ病:こころのくすり箱(グラクソ・スミスクライン株式会社)
- インフルエンザ:インフルエンザ情報サービス(中外製薬株式会社)
- ADHD:ADHD.co.jp(日本イーライリリー株式会社)
- 頭痛:頭痛オンライン(アストラゼネカ株式会社)
- 糖尿病:Diabetes.co.jp(日本イーライリリー株式会社)
- 2.特定疾患部門
- パーキンソン病:Parkinson's Disease(日本イーライリリー株式会社)
- クローン病:クローンフロンティア(田辺三菱製薬株式会社)
- 潰瘍性大腸炎:UC WAVE Online(旭化成クラレメディカル株式会社)
- 3.女性の多い疾患部門
- 乳がん:乳がんjp(アストラゼネカ株式会社)
- 子宮筋腫:婦人科info(ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社)
- 骨粗鬆症:いいほね.jp(帝人ファーマ株式会社)
■人は何歳まで働くことができるか ― 2009年04月25日
「働くのに年を取り過ぎなのは何歳か(how old is too old to work?)」という疑問に対し、研究者らによれば、理想的な退職年齢というものはなく、高齢者でも新しいことを学び、鋭い思考力を保っていれば、雇用市場で引けを取らないことがわかっているという。米メイヨークリニック(アリゾナ州)神経学教授のJoseph Sirven博士によれば、健康的に年を取る秘訣は、忙しくあり続けること、それも運動や身体的活動ばかりでなく、むしろ精神面、認知面で常に活動的であることが重要だという。65歳を超えても仕事を続けたければ、自分の特質と短所を見極める必要があり、高齢者は機敏に動くことはできないが、知恵・経験があり、過去の不況を体験している点でも若い人から評価される可能性がある。
米スタンフォード大学(カリフォルニア州)精神科臨床准教授のJoy L. Taylor氏らが、医学誌「Neurology(神経学)」2007年2月号に発表したところによれば、40~69歳の非職業パイロットを対象に年齢が認知能力に及ぼす影響について検討した結果、60~69歳のパイロットは、最初は若いパイロットに比べて技術が劣っていたが、フライト全体の成績では差が小さくなったほか、時間とともに「回避」能力については若手よりも大きな向上がみられることがわかったことより、技術を磨き続けることで仕事の実績に差が出るという。
退職する平均年齢を過ぎても仕事を続けるには、新しい言語や楽器を学ぶなど、常に新しい取り組みに自分を駆り立てることが必要で、仕事の技術の維持、運動や健康的な食生活により、認知面と身体面の健康は両方とも同じくらい重要であるという。
▼原文: How Old Is Too Old to Work?
最近のコメント