■週に一度のジム通いでは不十分 普段の歩行も重要 ― 2013年04月28日
週に一度のジム通いでは不十分 普段の歩行も重要
http://jp.wsj.com/article/SB10001424127887323596704578355324261357206.html
ウォール・ストリート・ジャーナル > ライフ > ヘルス > 2013/03/12
ウォール・ストリート・ジャーナル > ライフ > ヘルス > 2013/03/12
ジムで運動していても、残りの時間のほとんどを座って過ごすなら、健康を保つのには不十分かもしれない──。
米政府の調査によると、米国民は以前よりも座っている時間が長いという。定期的に運動をする人でさえも、問題となっている。
最近人気になっているのが、フィットビットやジョウボーン、ナイキ等のメーカーの電子機器を使い日常の体の動きを測定する方法で、歩数計のほかに、動きの速さを計測して消費カロリーを計算する洗練された加速度計として知られるものもある。
ノースウエスタン大学のセンター・フォー・ビヘイビア・アンド・ヘルスでディレクターを務めるボニー・スプリング氏は「運動に焦点を当て、1日30分程度の中程度から活発な活動を行うことを奨励してきたが、それほど注目していなかったのは、1日の残りの時間の過ごしかただ。」と云う。
米スポーツ医学会の学会誌メディスン・アンド・サイエンス・イン・スポーツ・アンド・エクササイズ(MSSE)に掲載された2010年の研究に依れば、米国民の平均歩数は 5,117歩/日 だという。しかし、米心臓学会や他の専門家によれば理想は 10,000歩/日 だという。
この研究の共同執筆者でテネシー大学のデービッド・バセット・ジュニア教授によると、こういった摂生が緩やかな減量につながり、糖尿病のリスクを抱える人の耐糖能を高めるといったことなどの利点があるという。
徒歩や階段上りといった日常の身体活動は、新陳代謝を促しカロリーの消費面で大きな違いを見せる。
1マイル(約1.6Km)を歩くのは約2000歩に等しく、階段を10段上がるのは平坦な場所の38歩とほぼ等しいと、バセット氏は指摘する。
24万人を超える成人を対象に8年半にわたり実施された研究では、テレビを長時間視聴する人は心臓血管系の疾患によるものを含めた死亡率が高いことが判った。週に7時間以上の中程度から活発な運動をする人もこれには含まれている。学術誌アメリカン・ジャーナル・オブ・クリニカル・ニュートリションに2012年に掲載されたこの研究は、テレビの鑑賞時間と腰を下ろしている時間をすべて「座位」の姿勢を取った時間として捉えた。
研究の筆頭執筆者で国立衛生研究所の調査員であるチャールズ・マシューズ氏は「研究結果は、あまりに長い時間を座ったままで過ごすことに伴うリスクを消すには運動だけでは十分では無いことを示唆している」と述べた。政府による調査から推測されるのは、仕事以外で座ったままでいる時間は1965年から2009 年までの間に約40%増えたと、マシューズ氏は指摘する。
2005年の研究によると、相対的に肥満率の低いコロラド州の住民の平均歩数は 6,500歩/日で、肥満率の高いテネシーとアーカンソー両州の住民の平均歩数は 4,500歩/日だった。明らかな原因と結果なのかは判らないが、肥満率が低い州の平均歩数が多いことは確かだ。
コメント
_ abe ― 2013/04/29 13:46
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