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■腸内細菌が認知機能を高める!?2016年06月28日

腸内細菌が認知機能を高める!?
  https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20160620-OYTET50033/
     yomiDr. > コラム > 堀江重郎教授のはつらつ男性専科 2016/06/24 
 先ごろ、日本抗加齢医学会の学術総会が横浜で開催された。
 この学会は、アンチエイジングを研究・診療を行っている医師が年1回集まる大きな学会で、今回約4000人の医師が討論を行った。 この学会の特徴は、ほぼ全て診療分野の医師が集まっているということです。

■多くの仕事を細菌に「外注」している人間
     今回の学会での「キーワード」の一部を紹介すると、    
    腸内細菌 / 認知症の予防 / 運動のサイエンス
    水素水  / サプリメント / 機能性食品表示
    男性ホルモン / 女性医療 / 見た目のアンチエイジング
    長寿遺伝子をどうやって動かすか

     頭からつま先までのアンチエイジング・サイエンスに溢れていました。 中でも最大の関心を集めたのが「腸内細菌」でした。

     人間は大量かつ多種多様の細菌と共存して、人間は多くの仕事を細菌に「外注」しています。 例えば、胃のピロリ菌は胃ガンの原因になるが、胃酸を薄めて胃の粘膜を守る作用を行っています。 でも、ピロリ菌を除菌すると胃潰瘍の薬を飲む必要性も生じてきます。
     大腸にある「腸内細菌」は、住む場所や人種、食べ物といった、地球での人間の文化や生活と大きく関わっています。 腸内細菌は肥満に関係したり、ガンに関係することが判ってきましたし、「潰瘍性大腸炎」という難病も、他人の便を「移植」して腸内細菌を変化させると治ることもあることが判ってきました。
■納豆やソラマメなどの豆類に多いポリアミン
     「腸内細菌が認知機能を高める」という報告が、今回の学会でありました。
     これは、アミノ酸の一種である「アルギニン」を、ある種の乳酸菌と一緒に摂取することで「ポリアミン」という物質が腸内で多く作られて「認知機能が高まる」という研究です。
     ネズミでの実験で高齢ネズミの認知機能も良くなったというもので、超高齢社会最大の問題である認知症の予防に食べ物が有効であることが期待されます。 アミノ酸の効果を、ある種の乳酸菌が高めるということは興味深いです。
     この「ポリアミン」は、もともと精液の栄養成分で発見され、アンチエイジングの重要なカギと言われています。

     ポリアミンのアンチエイジング効果
    動脈硬化を防ぐ
    脂肪がつき難い
    免疫力を高める
    記憶力を保つ

     「アルギニン」を多く含む食べ物は、肉・魚介類、ゴマ、大豆、ナッツなどです。  「ポリアミン」が多いのは、納豆やソラマメなどの豆類。

     ソラマメの季節、ビールとソラマメも良いですが、朝はソラマメとヨーグルトがアンチエイジングに良さそうです!

■今日もコロコロうんち…子供の便秘を解消する方法は?2015年07月16日

今日もコロコロうんち…子供の便秘を解消する方法は?
  http://news.mynavi.jp/news/2015/07/13/313/
     マイナビニュース > パートナーニュース 2015/07/13 
 子供の腸は十分に発達しておらず、腸の動きが弱いケースがあり、便秘になりがちな子供も多いです。 小児科の医師は「成長とともに改善されることがほとんど」と言いますが、できることを行っていきましょう。

■水分と食事の取り方に気をつけましょう

 小さい子供は不感蒸泄が多く、よく汗をかくので、思った以上に水分が足りていないことがあります。 幼児なら、体重1kgに対し90~100mlの水分が必要。 子供の体重から計算してみること。 また、食べる量が少ないと、必然的に排泄量も減る。 よく噛んで食べると胃腸の動きがよくなるので、 ゆっくり、しっかり噛んで食べる習慣をつけさせること。  便秘の解消にお薦めの食品は次の通り。
  •  腸内細菌を整える乳酸菌やビフィズス菌を含むもの、
  •  便量を増やす効果のある不溶性食物繊維を多く含む野菜、
  •  善玉菌のエサになり腸内環境を改善する水溶性食物繊維を多く含む海藻やネバネバ系食品、
  •  腸内の滑りを良くするオリーブオイル、
  •  ビフィズス菌のエサになるオリゴ糖を含む玉ねぎ・バナナ・キャベツ・アスパラガス・ヨーグルト
■規則正しい生活で排便リズムを整えることが大切です

 規則正しい生活で排便リズムを整え、身体をよく動かして腸を刺激しましょう。 それでも便秘になったら、一時的に薬剤の助けを借りることも考えるとよいでしょう。

 規則正しいを送ることで自律神経の働きが整えられ、排泄機能も促進されて便が排泄され易くなり、悪玉菌の増殖を抑えます。 特に大切なのは、トイレに座る時間を決めておくこと。 出なくても座ることで、身体が生活のリズムを覚えるようになります。また、運動することで腸が刺激され、腸の運動が促進されます。外で思いっきり遊ばせてあげましょう。

 お腹が張っているときは、お腹を温めたり、マッサージをしてあげましょう。一週間も出ないときは、浣腸や座薬で便を出してあげる。 下剤を使わないと出ないようになるのが心配なら、効果の穏やかな漢方薬もある。 ちゃんと腸が発達するまでの間と考えて、一時的に下剤を使用することも仕方がないと考えよう。

■知らなきゃマズい「腸内劣化」の恐怖2015年03月28日

知らなきゃマズい「腸内劣化」の恐怖
  http://news.ameba.jp/20141125-492/
     日刊・アメーバーニュース > 経済  2014/11/25
 ハーバード大学の最新研究によると、現代の日本人には"腸の劣化"が増えているというニュースです。
  「腸内劣化」とは、腸内細菌のバランスが崩れて悪玉菌が優勢の状態のことで、便秘だけでなく、ドロドロ血、冷えなどの症状が現れるようになり、女性にとっての大敵な「美」が損なわれ易くなり、肌や髪のツヤがなくなったり、太り易くなる。
 原因は、ストレス、睡眠不足、運動不足、そして嘗ての日本人があまり摂らなかった高脂肪・高たんぱくの肉類を沢山食するようになったことで、この高脂肪・高たんぱくの食事は腸内細菌のバランスを崩し易いのです。そのため、中高年にも若者にもあっという間に起こる可能性があるのです。

 この腸内劣化を防ぐポイントは4つ。
  1. 食生活の改善
  2. 適度な運動
  3. 腸を温める    ヘソ出しファッションはもってのほか!
  4. ストレス解消   湯船に浸ったり、アロマを焚くなどしてリラックス・・・
 最新研究で判った腸内環境に効果があるものとは?
 中でも重要なのは、食生活。 ヨーグルトや発酵食品など「善玉菌を含む食材を食べる」、オリゴ糖、オクラ、納豆、ゴボウなど「善玉菌の餌となる食材を食べる」こと。
 女性の美の大敵「腸内劣化」を防ぐためには、ヨーグルトや野菜、納豆、フルーツなどを日頃からしっかり摂る習慣が大事。 

■あなたの肥満、腸内細菌の不足が原因かも2015年03月01日

あなたの肥満、腸内細菌の不足が原因かも
  http://jp.wsj.com/news/articles/SB12711975506514794531604580287951049681076
     The Wallstreet Journal > ライフ  2014/11/20
■肥満は遺伝するのだとすると、その原因は腸内細菌にあるかもしれない。
     コーネル大学の研究者達が、専門誌セルに2014年11月に発表した所に依れば、体形をスリムに保つのに役立つとみられるクリステンセネラセエ(Christensenellaceae)と呼ばれる細菌種を特定したという。 この細菌種を移植したマウスは、同じ餌を食べても移植を受けていないマウスほど体重が増加しなかったという。
     肥満率上昇の一因は、抗生物質の使用が増えたため、人間が食べ物を効率よくエネルギーに変換する一助になりうる細菌が減っていることかもしれない、との見方が広がっている。
     赤ん坊は細菌を持たずに生まれてくるが、最終的には約100兆個の微生物の宿主となる。その数は人間の細胞の約10倍だ。細菌は肌、口、鼻、耳、生殖器、特に消化管を隅々まで覆っていて、食べ物を消化したり、侵入してきた細菌を撃退するばかりか、免疫システム、新陳代謝、そして気分までも整えるのに役立つビタミンや化学物質の生成もする。
     キングス・カレッジ・ロンドンの遺伝疫学者でこの研究にも貢献したティム・スペクター氏に依れば、「人を死に至らしめるような悪者の細菌を調べてきたが、人間を助けたり、体形をスリムに維持したりする数千種類の好ましい細菌には注目してこなかった。」
     そうした細菌群は人間と共に進化し、わずかな乱れでさえ、肥満、糖尿病、高血圧、異常なコレステロール値、腹部脂肪、がん、動脈内にプラークが蓄積するアテローム性動脈硬化など、さまざまな健康問題と関連付けられてきている。
     今や排泄物、唾液、その他のサンプルで、遺伝子解析を行うことでより簡単に細菌を特定したり、その数量を見極められるようになって、この分野の研究は盛んになっている。集積されたデータは人間の細菌コミュニティーがいかに複雑で異なっているかを教えてくれる情報の宝庫になり得る。
■腸内細菌が動物の体重に影響を及ぼすことは、数十年前から判っていた。

 ◎ニューヨーク大学の微生物学者マーティン・ブレイザー博士に依れば、
    酪農家たちは1950年代から家畜や家禽を太らせるために抗生物質を与えてきたという。博士の研究では、少量のペニシリンを若いマウスに4週間投与するだけで――腸内細菌の状態が正常に見える場合でも――成長してから肥満になるということが明らかになった。
     また、 ブレイザー博士は新著の中で、抗生物質、抗菌石けん、その他の抗菌製品の激増により、幾つかの耐性菌を生み出しているばかりか、人間と共に進化してきた細菌を激減させていると述べている。
     ブレイザー博士は、食欲の調整を手助けする種類の細菌が人間の消化管から消えつつあることを特に懸念している。 ピロリ菌は消化性潰瘍を引き起こすことで悪名高いが、研究では食欲を増進させるホルモンのグレリンの調整の手助けもすることがわかった。グレリンの働きを抑えるピロリ菌がないと、人間は体が発する「食べるのを止めろ」という合図を見逃してしまうかもしれない。それなのに、測定可能な量のピロリ菌を体内に持っている米国人の子供の割合は約6%でしかいない。博士によると、今日の米国人が体内に保有している細菌の種類は、抗生物質にさらされる機会が少なかったアマゾンの原住民のそれの2/3ほどでしかない。
 ◎2013年、ワシントン大学の研究者たちが、サイエンス誌に発表した研究に依れば、
     マウスでは、エサや運動の量にかかわらず、腸内細菌を変えるだけで体重が変えられるということが他の研究でわかっている。 片方が痩せていてもう片方が太っている4組の一卵性双生児から腸内細菌を採取し、それを無菌状態で育ったマウスに移植した。同じ低脂肪のエサを与えていたにも関わらず、肥満のドナーから腸内細菌を移植されたマウスは数週間以内に肥満になり、痩せているドナーから腸内細菌を移植されたマウスは痩せたままだったという。
 ◎体重増加を調整する細菌に関して、遺伝が一定の役割を果たしていることを示したコーネル大学の新しい研究は、
     416組の双子を含む23歳~86歳の約1000人の排泄物を分析した。クリステンセネラセエの水準は、普通の兄弟同士よりも双子同士の方が似通っていた。これは遺伝の影響が強いということを示している。クリステンセネラセエは双子の太っている方よりも痩せている方により多かった。
     この細菌を無菌状態で育ったマウスに移植した21日後には、そのマウスの体重は移植を受けていないマウスの体重よりも大幅に少なかった。 クリステンセネラセエが人間の新陳代謝にどう影響し、どのように遺伝するのかは現時点では判っていない。
     コーネル大学の研究者たちが次に計画しているのは、マウスに便移植ではなく経口でクリステンセネラセエを投与し、その影響の持続期間を調べる研究で、人間用プロバイオティクス(体にいい細菌)製品への応用に道が開ける可能性もある。
 ◎細菌が健康に果たす役割に関する、米国立衛生研究所(NIH)の研究
     出産が近づいている妊婦の細菌群にどのような変化が起きるのかを調べるものや、離婚、失職、インフルエンザの感染といったストレスが糖尿病予備軍の人の腸内細菌をどう変えるのか、本格的な2型糖尿病が引き起こされる可能性はあるのかを追跡調査するものなどがある。
     クラウドソーシングを通じて人間の細菌のことをさらに学びたいとする、コロラド大学を拠点とするプロジェクトには、約7000人が食事、健康、生活習慣に関する情報と共に大便や唾液のサンプルを送っている。99ドル以上を支払うと、サンプルのドナーは自分の体内細菌の統計的側面を知ることができる。一方、研究者たちは調査用のデータを大量に入手できる。
     細菌群が年齢や抗生物質だけではなく、食べる野菜の種類数、酒の摂取量、運動量、平均睡眠時間などからも影響も受けることがわかってきているのだという。
■体内の細菌について知っておくべきこと ~ 最も一般的な細菌についての発見
  • ・ビフィズス菌は母乳で体内に取り込まれ、腫瘍を防ぐかもしれない。
  • ・クリステンセネラセエは肥満を防ぎ、遺伝する。
  • ・ピロリ菌は消化性潰瘍の原因になるが、食欲の調整に役立つ。
  • ・大腸菌はビタミンKを作るが、大病を引き起こし得る。
  • ・クロストリジウム・ディフィシレは腸炎や下痢を引き起こし、人を死に至らしめることもある。
  • ・黄色ブドウ球菌は腫れ物の原因になり、薬物耐性を持つ。
  • ・緑膿菌は耳や目の感染症を引き起こし、病院内で広がることもある。

■腸内細菌と免疫系の支えあいを発見2015年01月14日

腸内細菌と免疫系の支えあいを発見
  http://scienceportal.jp/news/newsflash_review/newsflash/2014/07/20140714_02.html
     JST > CSC > サイエンスポータル > ニュース > 速報・レビュー一覧  2014/07/14
 米科学誌Immunity7月10日付のオンライン版で発表された、理化学研究所(理研)統合生命医科学研究センター(横浜市)のシドニア・ファガラサン(Sidonia Fagarasan)チームリーダーと東京大学大学院新領域創成科学研究科の服部正平(まさひら)教授らの共同研究チームの研究報告に依れば、腸内に生息する膨大な細菌と免疫系との間で、支えあうように相互の制御が行われていることマウスの実験で確かめた。腸内細菌を利用した健康維持や治療法につながる発見といえるという。

 ヒトの腸管内には、500~1000種類、総数100兆個もの腸内細菌が共存している。この腸内細菌叢が腸管の免疫系を適切に活性化して、ヒトの健康は維持されているが、バランスのとれた腸内細菌叢を形成・維持するのに免疫系がどのように作用しているのか、逆に、バランスのとれた腸内細菌叢が免疫系にどのような影響を及ぼしているのかについて詳細な仕組みは分かっていなかった。
 共同研究チームは、免疫系が機能していない免疫不全マウスで、腸内細菌叢と免疫系との関係を調べたところ、免疫不全マウスでは、正常マウスに比べて腸内細菌叢の多様性が顕著に減少し、その構成も大きく変化していた。 免疫系(特にT細胞、B細胞を中心とした獲得免疫系)が腸内細菌叢のバランスを維持するのに非常に重要な役割を果たしていることが判った。
 次に、免疫系がどのような仕組みで腸内細菌叢のバランスを維持しているかを探るために、免疫反応を抑制すると考えられている制御性T細胞に注目した。T細胞が欠損した免疫不全マウスに、制御性T細胞を移入したところ、腸内細菌叢の多様性が増加し、バランスのとれた腸内細菌叢を再構築することができた。
 この実験で、制御性T細胞はIgA抗体の産生を介して、腸内細菌叢のバランスを制御していることが裏付けられた。免疫不全や自己免疫疾患では、制御性T細胞がうまく働かないためにIgA抗体の産生に支障をきたして、腸内細菌叢のバランスが乱れ、さまざまな病気を起こしている可能性が浮かび上がった。
 更に、腸内細菌叢のバランスが免疫系に与える影響を調べた。通常の環境で飼育している3週齢のマウスに、バランスがとれた腸内細菌叢を投与すると、バランスが乱れた腸内細菌叢を投与した場合に比べて、IgA抗体が効率よく産生されることを見いだした。
 これまで、免疫系は病原菌などの細菌から身を守るために、細菌を排除していると考えられてきた。しかし、従来の概念とは一見反対に、免疫系は腸内細菌叢を排除しないだけでなく、代わりに腸内細菌叢のバランスを積極的に維持することでも、ヒトの健康を保っていることが明らかになった。

 河本新平研究員によれば、「我々の研究で『腸内細菌叢と免疫系との間の双方向制御によって健康が保たれている』という新しい概念を示せた意義は大きく、この新知見は、腸内細菌が影響を及ぼすと考えられるさまざまな疾患の予防や新治療法を考えるのにも役立つだろう」と期待しているという。

■腸内細菌叢と免疫系との間に新たな双方向制御機構を発見2014年11月30日

腸内細菌叢と免疫系との間に新たな双方向制御機構を発見
  http://www.riken.jp/pr/press/2014/20140711_1/
     理化学研究所 > 広報活動 > プレスリリース(研究成果)2014  2014/07/11
 米国の科学雑誌『Immunity』(7月17日号)、オンライン版(7月10日付け:日本時間7月11日)に掲載された、理研統合生命医科学研究センター(小安重夫センター長代行)粘膜免疫研究チームのシドニア・ファガラサン(Sidonia Fagarasan)チームリーダー、東京大学大学院新領域創成科学研究科(武田展雄研究科長)附属オーミクス情報センターの服部正平教授らの共同研究に依れば、腸内細菌叢と免疫系との間で、制御性T細胞や腸管に存在する抗体「免疫グロブリンA(IgA抗体)産生を介した双方向制御が行なわれていることを発見したという。

 ヒトの腸管内には多くの腸内細菌が共存し、バランスのとれた腸内細菌叢が腸管の免疫系を適切に活性化することでヒトの健康が維持されているが、バランスのとれた腸内細菌叢を形成・維持する上で免疫系がどのように作用しているのか、逆に、バランスのとれた腸内細菌叢が免疫系にどのような影響を及ぼしているのかの詳細は分かっていなかった。
 共同研究チームは、免疫系が機能していない免疫不全マウスを用いて、腸内細菌叢と免疫系との関係について調べた結果、免疫反応を抑制する制御性T細胞が、IgA抗体の産生を介して、腸内細菌叢のバランスを制御していること、一方で、バランスのとれた腸内細菌叢が、腸管における制御性T細胞の誘導やIgA抗体の産生といった健全な腸管免疫系の形成に有効であることを発見した。また、外部からの腸内細菌の投与により人為的に腸内細菌叢および免疫系を制御できる可能性を示した。

 本成果は、腸内細菌叢と免疫系との間の双方向制御によって健康が保たれているという新しい概念を示したものです。この知見は腸内細菌が影響を及ぼすと考えられるさまざまな疾患の予防や新規治療法を考える上で役立つと期待される。

■その腸じゃ何食べてもムダかも!? 「腸と美肌」の意外な関係って?2014年11月01日

その腸じゃ何食べてもムダかも!? 「腸と美肌」の意外な関係って?
  http://news.mynavi.jp/news/2014/06/19/384/
     マイナビニュース > ライフ > 健康と生活 2014/06/19 
 「ビタミンC!」「ポリフェノール!」「コラーゲン!」……と、美肌のために良さそうな栄養素を摂っているつもりでも、腸内環境を良い状態に保っておかないと、消化・吸収されなくてはお肌の細胞に届かない。知らないうちに腸内環境を悪くするような食習慣になっていませんか?

■意外と知らない!「お肌と腸の関係」
     腸内環境が悪玉菌優性の状態になると、有害物質や腐敗ガスが腸内に充満して腸壁から血液に吸収され全身に巡ってしまいます。 有害物質が届けられた細胞は、有害物質を排出しようとニキビなどの肌荒れを引き起こしたり、皮膚のタンパク質の合成が悪くなり“肌のたるみ”の一因にもなってしまいます。 腸内環境が悪化すると、お肌も悪化させてしまうということです。
■腸内環境を悪化させるNG食習慣3つ
    (1)「ばっかり」食べ
       特に、スイーツや菓子パンなどの糖質は、美味しく感じるから満足感を得られ、脳から幸せ物質「セロトニン」を放出し、一時的に「幸せな気持ち」にはなるのですが、腸にとっては大迷惑。 腸内の善玉菌が欲しがる食物繊維とかが入ってこないので、腸内環境は悪化してしまいます。
       やはり、バランスの良い食事を、意識して摂るようにすることが一番大事です。
    (2)毎日「お手軽」な食事
       コンビニやスーパーなど、簡単に買えるお総菜やレトルト食品には、「保存料」などが含まれています。1品で摂る添加物の量は僅かですが、“毎日”お総菜やレトルト食品を食べていたとしたら、結構な量に。
       添加物を摂り過ぎると、腸内細菌の働きが阻害され数も減ってしまうとも云われていますので、「毎日」は止めた方が良さそうです。
    (3)ダイエットのためと「好きなものをガマン」
       ダイエットや美肌のため……と、好きなものをガマンするストレスこそ、下痢や便秘といった腸トラブルを引き起こし腸内細菌のバランスを乱しす要因にもなってしまいます。 ストレスを溜めずに上手に摂る工夫をすることも必要です!

■健康腸の首位は長野県、最下位は山形県2014年09月28日

健康腸の首位は長野県、最下位は山形県
  http://wol.nikkeibp.co.jp/article/trend/20140619/183621/
     日経ウーマンオンライン > ヘルス&ビューティトレンド 2014/06/19 
腸の健康に関する調査の結果、若者ほど腸内環境が悪い!?

 森永乳業が47都道府県の20歳―59歳の男女11,656人を対象に、直近の便や生活習慣について質問し、その回答を点数化してランキングを付けた調査結果に依れば、生活習慣の乱れやストレス等に依り腸内細菌のバランスが崩れる「腸内劣化」が最も疑われる県は「山形県」、最も腸内環境が良好な県は「長野県」だという結果となった。
 腸が健康な上位県は、長野、茨城、神奈川、岐阜で、腸が不健康なワースト県は、山形、福島、石川、愛知だった。

 長野県と山形県の違いを比較したところ、山形県は「野菜や果物を多く摂る」「食物繊維の多い食事を心がける」「運動・体操など体を動かす」といった設問で長野県より実行者が少なかった結果が出たもので、長野県は厚生労働省の野菜摂取量調査でも1位となっていることが背景にある。
 1週間のお通じの回数の回答は、全体平均が5.4回で、「毎日排便がある」人は49.8%。 年代別にみると若い年代ほどその割合が下がり、特に20歳代女性はわずか26.4%と、50歳代女性と比べ19.9ポイントも低い。
 トイレの所要時間も全体の平均が5分41秒。 年代別では、若い世代ほど時間が掛り、50歳代の平均5分16秒に対し、20歳代は平均6分25秒と、若い人ほど腸内環境が劣化し、便秘がちで排便にも苦労している様子が伺えたという。

▼関連情報   ・森永乳業>ニュースリリース (2014年度)>2014/6/18 > 「全国47都道府県11,656名 「腸内劣化」実態調査実施報告

■【新刊】『腸を鍛えれば頭がよくなる』~腸こそ知力と健康の要~2014年09月21日

【新刊】『腸を鍛えれば頭がよくなる』~腸こそ知力と健康の要~
  http://www.sankeibiz.jp/business/news/140616/prl1406161038020-n1.htm
     SankeiBiz> 企業 > 企業リリース ニュース 2014/06/16
 マキノ出版より、、『腸を鍛えれば頭がよくなる』新刊が出ました。

 近年、腸内細菌に関する研究が飛躍的に進歩を遂げいて、「腸が不健康な人は、頭(脳)の働きが悪くなる」というような事柄にまで、腸内細菌が関与していることが分かってきました。
 おなかにどんな細菌が棲んでいるのか? によって、人の健康や寿命、さらに外見の若々しさや、脳の若々しさまで左右してくるようです。  更に、知力低下、肥満、肌荒れ、アトピー、糖尿病、うつ、自閉症、認知症、大腸ガン、乳ガン、肝臓ガン、膠原病、リウマチ……これら全ての病気や症状に腸内細菌が深く関係していているとか・・・・、腸内細菌の第一人者である 辨野 義己(理化学研究所特別招聘研究員)氏が 説く腸と脳の深い関係とは?

目次
  • 第1章 腸が健康な人は頭がいい(おなかの調子が気分を変える;腸は自ら思考する「第2の脳」 ほか)
  • 第2章 便秘は頭も体も悪くする「万病の元」(肌荒れからガンまで便秘が原因;便秘に無頓着な人は危ない ほか)
  • 第3章 脳と体が若返る!今日から行う快腸術(腸内細菌が免疫を高める;多種多様な腸内細菌のプロフィール ほか)
  • 第4章 腸内細菌を改善すればやせる(肥満の原因は「太らせ菌」だった;やせる細菌が見つかった! ほか)
  • 第5章 アトピーや花粉症は腸で治す(ヨーグルトで花粉症を克服した;花粉症は体内の「ビフィズス菌減少症」 ほか)
【書籍概要】
  体裁 :単行本(ソフトカバー) 220ページ
  定価 :1,300円(税別)
  発行日:2014年6月14日
  発行所:株式会社マキノ出版( http://www.makino-g.jp/ )

■アナタの腸にも「カビが生えてる」かも!?2014年09月10日

アナタの腸にも「カビが生えてる」かも!? 汚腸な美人はいない理由が明らかに!
  http://irorio.jp/sousuke/20140611/141574/
     楽天Woman> ニュース > 旬ネタ > 2014/06/16
 最近ホットな健康法と云えば、腸内細菌のバランスを保って腸内環境を改善することで様々な健康効果が得られると注目されているのが 「腸内環境改善」でしょうか。逆を言えば腸内環境が悪化していると様々な不快な症状の原因となるということです。

■「腸内にカビが生える」ってホント?
     ヒトの腸内には、100兆個以上の腸内細菌がいて、日々そのバランスを変えながらも「善玉菌」「悪玉菌」「日和見菌」が共存してる。食生活の偏りや薬、ストレスなどの影響で腸内細菌のバランスが崩れると、善玉菌が減って悪玉菌が優勢になると日和見菌が悪玉菌に味方するようになり、日和見菌である真菌(カビ)の一種である『カンジタ』も増殖してきます。  筑波大学の渋谷教授に依れば、カンジタが増殖することで『プロスタグランジンE2』と呼ばれる物質が生産され腸壁から血液中に取り込まれることで、皮膚炎などのアレルギー症状を悪化させるという。
■危険!食物アレルギーの原因にも!?
     カンジタが増えると、腸内細菌のバランスが崩れ腸粘膜のバリア機能が低下します。健康な腸粘膜は、身体に必要なものだけを吸収するのですが、カンジタが増殖しバリア機能の弱った腸粘膜は、身体に不要なものや未消化物までを吸収してしまい、食物アレルギーの原因にもなりかねないとのこと。
■カビを増やさないためには「砂糖」をやめて!
     カンジタの大好物は、「砂糖」。 日頃から下痢や便秘などの腸トラブルがあり、皮膚炎などアレルギー症状が出やすい人は、スイーツや菓子パンなど、砂糖がたっぷり含まれたものを食べるのを控えること。

     腸内にカビが生えているかも・・・・・・・なんて、怖い話です。 砂糖は血糖値を急上昇させて、年齢に関係なくお肌を老化させてしまう「糖化」の原因にもなるので、砂糖を控える習慣をつけることが寛容かと・・・・・・。
100%乳酸菌ニブロンの購入サイト 私(オーナー)の腸内健康法として23年間愛飲している乳酸菌を紹介します。
 現役時代ひどい便秘に悩まされていた時にふとした切っ掛けで巡り合った乳酸菌。以来、毎日欠かすことなく飲んでいます。私には便秘の解消から始まって、肝機能の維持・回復と重宝しております。お蔭さまで、悪臭便をする事が無く、花粉症も発病せず、インフルエンザにも罹らず、今となっては結果的に老化防止にも効いているようで、年齢より10歳くらいは若く見えるようです。 そのような訳で、一人でも多くの方が健康になればとの思いで、皆様に奨めています。!