■大豆製品に肺がん予防効果 但し非喫煙男性のみ ― 2010年02月06日
大豆製品に肺がん予防効果 但し非喫煙男性のみ
厚生労働省研究班の大規模調査によれば、喫煙経験が無く豆腐や納豆など大豆製品を多く食べる男性は、あまり食べない男性に比べ、肺がんになるリスクが低くなることが判ったという。この調査は、45~74歳の男女計約76,000人を最長11年間追跡、一日に食べる大豆製品の量により4つの集団に分け肺がんの発症率を比較したもので、たばこを一度も吸ったことがない男性に限って比べると、大豆製品を一番よく食べる集団(イソフラボン換算すると豆腐約200g)は、最も少ない集団(同約40g)より「肺がん」になるリスクが57%低かった。
喫煙しているか、過去にたばこを止めた男性では、大豆製品の消費量による差は無かった。女性でも大豆製品を食べる人の方が肺がんリスクは低い傾向が出たが、統計的に有意な差は出なかったという。
豆腐40gは、イソフラボン換算で納豆1/3パック相当という。
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