・抗がん剤副作用、肝炎で8人死亡 ― 2007年01月02日
YOMIURI ONLINE > 医療と介護 > ニュース 2006/12/22
厚生労働省が21日発表したところによれば、B細胞性リンパ腫のがん細胞だけの治療に使う抗がん剤「リツキシマブ」(商品名リツキサン)の副作用とみられるB型肝炎の悪化で、2年間に8人の患者が死亡していたことを受け、医薬関係者に安全性情報を出して注意を促した。▼厚生労働省>報道発表資料> トピックス 医薬食品局> 医薬品等安全性関連情報(2006年12月21日) >その他
リツキシマブ(遺伝子組換え)によるB型肝炎の増悪等について
・薬効かない結核、年間70人感染…国内推計 ― 2007年01月02日
YOMIURI ONLINE > 医療と介護 > ニュース 2006/12/26
結核予防会が療研の調査結果などから、25日公表したところによれば、多くの抗結核薬が効かず、世界保健機関(WHO)が警戒を呼びかけている「超多剤耐性結核菌」に、国内でも年間60~70人が新たに感染していると推定されることがわかったという。
結核療法研究協議会(療研)が、2002年6~11月に、国内99か所の結核治療施設に入院した3122人から採取した結核菌を分析したところ、多剤耐性菌が55人から検出され、うち約31%は超多剤耐性菌だった。
・オリーブ油、がん予防に有効か 少量で細胞の酸化抑制 ― 2007年01月03日
27日付の英紙デーリー・エクスプレス等が報じたところによれば、毎日少量のオリーブオイルを取れば、がんを患う危険性が少なくなるとの調査結果をデンマーク大学病院の研究グループが明らかにした。
それによると、欧州5カ国の20歳~60歳の健康な男性182人に対し、25mL/日のオリーブオイルを2週間にわたって摂取させた後、細胞酸化の度合いを示す物質の量を調べたところ、摂取前よりも13%も少なくなっていた。
・肥満により消化管内の細菌構成が変化 ― 2007年01月03日
英科学誌「Nature」12月21日号に掲載された米ワシントン大学(セントルイス)医学部の研究グループの研究結果によれば、肥満は健康を害するだけでなく、消化管内の健康的な細菌構成も乱すことが新しい研究により示唆された。 同研究グループは、腸内細菌の構成が痩せた人と肥満の人とでは異なるのかどうかに着目し、肥満者12人の糞(ふん)便中の細菌を1年にわたり研究。この間、被験者は徹底したダイエットを実施した。
その結果、肥満者は痩せた人に比べ、バクテロイデテス(Bacteroidetes)類の細菌が少なく、ファーミキューテス(Firmicutes)類が多いことが判った。また、これと同じような細菌構成をもつマウスは、食物からカロリーを効率よく取り出すことができ、これが体重増加を招くことも明らかにされた。しかし、肥満者がダイエットを続けることによって、細菌構成は痩せている人に近いものになっていったという。現在のデータでは、腸内細菌と体重との関連は示されているものの、腸内細菌が体重の調節に寄与しているかどうかは明らかにされていないという。
・妊娠中の魚油摂取で子どもの視覚と手の協調が向上 ― 2007年01月21日
ウェスタンオーストラリア大学(パース)のグループによる研究結果が、医学誌「Archives of Disease in Childhood」オンライン版に12月21日掲載されたところによれば、妊娠中に魚油サプリメント(栄養補助食品)を摂取していた母親の子どもは、視覚と手の動きの協調関係が優れているという。今回の研究では、妊婦98人が4g/日の魚油サプリメントまたはオリーブ油サプリメントのいずれかを、妊娠20週から出産まで摂取。生まれた子が2歳半になった時点で、成長と発達の検査を行い、言語、行動、実用的推理および視覚と手の協調関係について調べた結果、言語能力および成長の面では、母親の魚油サプリメント摂取による差はみられなかった。
しかし、母親が魚油を摂取していた幼児は、摂取していなかった幼児に比べ、視覚と手の協調関係が有意に優れ、更に、新生児の臍帯血に含まれるオメガ-3脂肪酸の濃度が高いと、視覚と手の協調がよいという関係も有意にみられた。▼原文
:Fish Oil Supplements During Pregnancy Boost Kids' Hand-Eye Coordination
・夫の手を握るとストレスが軽減 ― 2007年01月21日
米バージニア大学心理神経学助教授James A. Coan氏らが医学誌「Psychological Science」12月号に発表した研究結果によれば、女性が夫の手を握ると即座にストレスを解消できるという。
今回の研究は、結婚生活の満足度をみるテストで高スコアを取得した既婚女性16人を対象としたもの。結婚生活の満足度が特に高く、Coan氏が「スーパーカップル」とした夫婦では、夫の手を握ることにより得られる効果がほかの女性よりも大きく、さらに痛みを感じる脳部位にも沈静化がみられた。「スーパーカップル」なら、手を握ることは一種の鎮痛薬的効用もあるという。▼原文
:Stressed Out? Grab Hubby's Hand / In happy marriages, hand-holding calms nerves, study finds
・フラボノイド:脳神経損傷回復 漢方の桂皮、陳皮に含有 ― 2007年01月22日
毎日新聞・ 暮らし ・ 健康 2007/01/05
東京都老人総合研究所などの共同研究チームがマウスを使った実験で、漢方薬の薬効成分「フラボノイド」に、アルツハイマー病などに伴う脳の神経回路の損傷を回復させる働きがあることを確認した。米神経科学専門誌に近く発表するという。
フラボノイド類の中でも桂皮(けいひ)と陳皮(ちんぴ)に含まれるものが、2種類の遺伝子の働きを高めたという。桂皮と陳皮を含む漢方薬を、髄鞘の破壊が進んだ高齢マウス(2歳半)に2カ月間飲ませたところ、2種類の遺伝子の働きが高まって髄鞘の構造が元に戻り、運動能力も若いマウス(6カ月)と同程度に回復したという。
・紅茶で心臓病の予防 ― 2007年01月22日
YOMIURI ONLINE > 医療と介護 > ニュース 2007/01/09
ベルリン医科大付属病院(ドイツ)の研究チームが、欧州心臓学会の専門誌(電子版)に9日発表したところによれば、紅茶には心臓病を防ぐ効果があるとされているが、その効果もミルクを入れて飲むとなくなることが分かったという。研究は、更年期を過ぎた健康な女性16人を対象に、何も加えない紅茶と、脱脂乳のミルクを10%加えた紅茶とを500mL飲んでもらう実験を行い、飲む前と2時間後に、腕の動脈を超音波で調べ、血管の弾力性を示す指標「FMD」を計測した。
実験の結果、ミルクなしの紅茶を飲んだ後は約4.3%向上したが、ミルク入りだとほとんど変化がなかった。
ネズミの細胞を使った実験で原因を分析したところ、ミルクに含まれるたんぱく質の中の「カゼイン」が、紅茶の有効成分と結合してしまうことがわかったというもの。
・花粉症にビールの苦み成分「ホップ」の抽出物が効く ― 2007年01月23日
YOMIURI ONLINE > 医療と介護 > ニュース 2007/01/10
日赤和歌山医療センターとサッポロビールの研究によれば、ビールの苦み成分「ホップ」の抽出物に、花粉症の症状を軽減する働きがあることがわかったという。ホップには腫瘍を抑制する働きなどがあることは知られていたが、アレルギー抑制効果が確認されたのは初めてで、3月の日本農芸化学会で発表される。研究チームによれば、ホップの抽出物に、くしゃみや鼻水といった花粉アレルギーの症状を引き起こす原因物質である「ヒスタミン」が免疫細胞から出てしまうのを抑える作用があることを確認した。 だが、ビールを飲んでも直接の効果はないという。
・高麗ニンジン食品に残留農薬 ― 2007年01月23日
YOMIURI ONLINE > 医療と介護 > ニュース 2007/01/11
血圧調整などに効果があるとされる高麗ニンジンを主原料とした健康食品の一部で、国の定める残留農薬基準を上回る農薬を検出したと、国民生活センターが10日に発表した。




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