■「断食」はがんを弱体化させる、米マウス研究 ― 2012年03月01日

http://www.afpbb.com/article/life-culture/health/2856573/8431061
AFP BB News > ライフ・カルチャー >ヘルス 2012/02/09
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米・南カリフォルニア大(University of Southern California)のバルター・ロンゴ(Valter Longo)教授(老人学・生物科学)らが2月8日の米医学誌「Science Translational Medicine」に発表したところに依れば、癌を患っているマウスに絶食させたところ、腫瘍が弱体化し、化学療法の効果も上がったという。
同教授らによる自己申告データでは、2010年に、乳がん、尿路がん、卵巣がんなどの患者10人を対象にした研究で、化学療法の前2日間と後1日間に絶食した場合、化学療法の副作用が少なかったという。ロンゴ氏によれば、がん細胞を打ち負かす方法は、がん細胞を狙い撃つ薬を開発することではなく、正常細胞だけが直ちに順応できる絶食などで極端な環境を作り、がん細胞を混乱させるということなのかもしれないという。
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