■ビール飲まなくてもビール腹 原因は運動量 医大調査 ― 2011年11月20日
ビール飲まなくてもビール腹 原因は運動量 医大調査
滋賀医科大生活習慣病予防センターの上島弘嗣特任教授らが行った調査結果によると、中年男性の胴回りの肥満「ビール腹」は、アルコールの種類と腹囲には関係がなく、運動の頻度が少ないと腹囲が太くなることが確かめられたという。
調査は、同センターが2005年~08年にかけて、滋賀県草津市の40~70歳代の一般男性を無作為に選び、調査に訪れた1,095人に対し、腹囲などの身体測定と飲酒の習慣や種類・量について、アンケートと面接で調べたもので、年代別に腹囲の平均値をみると、60歳代は腹部肥満の基準(85cm以上)を0.3cm下回ったが、ほかはすべて肥満状態だった。
主に飲むアルコールの種類は、総アルコール摂取量の30%を超えるものと定義。複数種類を飲むがいずれも30%を超えない「混合型」が最も多く73.5%だった。次にビール型が20.1%、日本酒型9.1%、ワイン型1.8%と続き、腹囲との相関関係を統計学的に分析したところ、アルコールの種類と腹囲には関係がなく、運動の頻度が少ないと腹囲が太くなることが確かめられたというもの。
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