■「日焼けマシン、発がんリスク最高レベル」 WHO ― 2009年08月03日

世界保健機関(WHO)の国際がん研究機関(IARC)は、日焼けマシンと皮膚がん(メラノーマ)との関係を調べた19論文を分析した結果、人工的に紫外線を出す「日焼けマシン」の使用による発がんリスクについて、30歳未満で日焼けマシンを使った経験のある人は、使ったことのない人より75%もリスクが高く、眼球の色素細胞にできるがんのリスクも高いことが判ったという。
これらのことより、「日焼けマシン」の使用は発がんリスクを確実に高めるとして、発がんリスク分類でもっとも危険性の高い「グループ1」に引き上げた。発がんリスク分類で危険性が最も高いには、アスベストやたばこ、X線、太陽光などがあり、「日焼けマシン」は、これらと同レベルになった。
従来、紫外線のうち「B紫外線(UVB)」にだけ発がん性があると考えられていたが、「A紫外線(UVA)」もUVBと同じように発がん性があることもわかったという。地上に降り注ぐ紫外線の95%が「UVA」だ。
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