■携帯の電磁波、検査強化へ 総務省、体への影響考慮 ― 2013年07月14日

総務省は、携帯電話から出ている電磁波について、人体への影響を考えて検査の基準を厳しくする。7月にも規則を改正し、来年4月に新しい基準を適用する予定という。
背景には、パソコンやタブレット端末をスマートフォン経由でインターネットにつなぐ「テザリング機能」が広がり、携帯電話から出る電磁波の量が増えたため。市場に出回っている大半のスマホは、新しい検査でも基準を超えない見通しという。
携帯電話は、電磁波を出していて、人体に当たると体温が僅かに上がる等の影響がある。許容量は「体温を1度上昇させるエネルギー量の1/50程度」と定め、携帯電話メーカーは、この基準に沿って検査をしていて、新たな検査は、テザリングのため、携帯電話回線を使ったデータ通信と、他の機器との間の無線LAN通信を同時に行うスマホを対象にする。現在は通話の時に出る電磁波だけを計測している。
また、胸や腰周りのポケットなどにスマホを入れたまま使うケースも増えたため、現在の基準で求めている頭部への影響だけでなく、全身への影響も検査する。
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