■牛・豚肉好む男性、糖尿病発症の危険4割増 国立がん研 ― 2013年07月07日
牛・豚肉好む男性、糖尿病発症の危険4割増 国立がん研
国立がん研究センターなどの研究チームが、健康な45~75歳の日本人男女64,000人の内5年後までに糖尿病を発症した1,178人について、食べた肉の量や種類別に発症との関係を分析し、運動や飲酒など別の発症リスクを除いた調査結果に依れば、牛肉や豚肉を多く食べる男性は、あまり食べない男性と比べ、糖尿病を発症する危険が4割高くなるが、女性では違いが見られなかったという。
肉の種類も「牛肉か豚肉」「鳥肉」「ハムやソーセージなどの加工肉」の三つに分けて調べ、男性は牛肉か豚肉では最も食べるグループの発症率が、最も少ないグループに比べ1.42倍高かった。鳥肉と加工肉は影響がなかった。
研究チームの黒谷佳代・国立国際医療研究センター上級研究員に依ると、牛肉や豚肉に多く含まれる鉄分が膵臓などに炎症を起こし、インスリンの分泌などを低下させている可能性があり、女性は元々男性より鉄分が少ないため、体内に取り込んでも発症に影響が無かったと推察しているという。
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