■がんの約1/6は感染症に起因、研究成果 ― 2012年05月19日
がんの約1/6は感染症に起因、研究成果
http://www.afpbb.com/article/life-culture/health/2876844/8915657
AFP BB News > ライフ・カルチャー >ヘルス 2012/05/09
AFP BB News > ライフ・カルチャー >ヘルス 2012/05/09
英医学誌「Lancet Oncology」の電子版5月9日版に発表された、国際がん研究機関(International Agency for Research on Cancer、IARC)の報告に依れば、世界で報告されるがん発症例のおよそ1/6にあたる約200万件、死亡例約150万件が、概ね予防や治療が可能なウイルスやバクテリア、寄生虫などを原因とする感染症によって引き起こされているという。
184ヶ国で27種類のがんについて調査した結果、2008年に世界で報告されたがんの症例1270万件のうち約190万件は、B型肝炎、C型肝炎、ヒトパピローマウイルス、ヘリコバクターピロリ菌の4つのうちいずれかの感染症に起因する、胃・肝臓・子宮頸部のがんだった。 感染症関連のがんは、オーストラリアとニュージーランドでは新規症例の3.3%だったが、サハラ以南のアフリカでは32.7%に上った。
女性では感染症関連がんの約半数が「子宮頸がん」だったのに対し、男性では「胃がん」と「肝がん」の合計が80%に上った。また感染症に起因するがんの発症患者の約30%は、50歳未満だったという。
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