■生姜と同程度の冷え抑制効果が「ココア」にも ― 2012年01月22日
生姜と同程度の冷え抑制効果が「ココア」にも
森永製菓が「ココア」の冷え性を抑制する効果を「ショウガ」と比較検証した試験の結果を公表した。ココアとショウガは、その冷え性抑制効果の現れ方に違いはあるものの、冷え性を抑制する食品であることが分かったという。
この試験は、冷え性と判断された健常成人11名(女性)が、約70度で100mlの純ココア+牛乳とショウガ+牛乳を飲料摂取後に、医療用サーモグラフィーにて手の甲表面を5分間隔、首表面 / 額表面 / 頬表面 / 鼻表面の温度変化を10分間隔で測定したもので、その結果、手の甲と鼻の体表面温度については、ショウガの方が飲料摂取後の温度上昇の立ち上がりが速く、温度上昇も大きい傾向を確認。しかし、その後ショウガは急速に温度低下が始まるのに対し、ココアは温度低下が緩やかで、ショウガより約0.5度高い表面温度が維持することが確認された。更に、首 / 額 / 頬の体表面温度は飲料摂取による温度変化は小さいが、温度上昇はココアの方が僅かに大きく、温度低下もココアの方が緩やかであった。
▼森永製菓 > What's New > カカオ栄養研究所 冷え性改善効果(ショウガとココアの比較)を更新!(2012/1/11)
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