■脳を若く保ちたいなら食事は少なめに、米研究 ― 2012年01月14日
脳を若く保ちたいなら食事は少なめに、米研究
http://www.afpbb.com/article/life-culture/health/2846716/8219372
AFP BB News > ライフ・カルチャー >ヘルス 2011/12/20
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伊・ローマ(Rome)の聖心カトリック大(Catholic University of Sacred Heart)医学部のジョバンバッティスタ・パーニ(Giovambattista Pani)氏のチームが、12月19日の米科学アカデミー紀要(Proceedings of the National Academy of Sciences、PNAS)に発表した研究によれば、マウスの実験にて、少なめの食事を続けると脳を若く保てる可能性があるという。
カロリー制限をしたマウスは、カロリー制限をしなかったマウスに比べて認知能力と記憶能力が高く攻撃性が少なく、アルツハイマー病の発症が遅れる傾向があることは知られていたが、その理由は分かっていなかった。
研究チームは、長寿と脳の活発な働きに関連した遺伝子群を活性化させるタンパク分子「CREB1」に着目し、マウスで実験を行った。「CREB1を持ったマウス」と「CREB1を持たないよう遺伝子を改変したマウス」に通常の約70%の量の食事を与え続けたところ、「CREB1を持たないマウス」は記憶力で「CREB1を持ったマウス」に劣った。「CREB1を持たないマウス」の脳機能は、食べ過ぎのマウスの脳の場合と同じだった。
タンパク分子「CREB1」は、記憶、学習、不安抑制などの重要な脳機能を制御し、その活動は加齢と共に低下することが知られている。
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