■ノートPC利用の男性はご用心、無線LANで精子損傷の恐れ ― 2011年12月19日

http://www.afpbb.com/article/life-culture/health/2843593/8152386
AFP BB News > ライフ・カルチャー >ヘルス 2011/12/02
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医学誌「Fertility and Sterility(生殖能力と不妊)」に発表されたアルゼンチンの研究チームの報告によれば、男性が無線LANにてノートPCを膝の上で使うと精子が損傷するかもしれないという。
研究チームは、データをダウンロード中のノートPCの近くに健康な精液を置いたところ、4時間後、精液中の精子の25%が活動を停止していたという。ノートPCから離れた場所に置かれた精子は、活動停止は14%に留まっていた。また、ノートPCに近い精子では、ノートPCから離れた場所に置かれた精子に比べ3倍以上に当たる9%がDNAの損傷を受けていたという。原因は、無線LANから放出される電磁波だと推察される。
一方、同誌に同時掲載された米ストーニーブルック大学(Stony Brook University)の研究では、男性被験者29人の陰嚢のそばに温度センサーを設置し、膝の上でノートPCを使ってもらう実験によれば、10~15分後にセンサーを確認したところ、温度は精子の生産を阻害するレベルに達し、膝の上で1時間使うと、睾丸の温度が2.5度上がる可能性があるという。
精子の生産を最大にするためには、睾丸の温度を体温より1~2度低く保つ必要があるので、この問題を回避するためにノートPCを使う場合は、膝の上で使わずにデスク上で使えばよいという。
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