■BMIで「過体重」の人が最も死亡率低い、台湾での研究 ― 2011年03月17日
BMIで「過体重」の人が最も死亡率低い、台湾での研究
http://www.afpbb.com/article/life-culture/health/2789392/6927577
AFP BB News > ライフ・カルチャー >ヘルス 2011/03/08
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カナダの医学誌「カナディアン・メディカル・アソシエーション・ジャーナル(Canadian Medical Association Journal、CMAJ)」に3月7日に発表された論文によれば、台湾の男性約59,000人、女性約66,000人を対象に10年間にわたり死亡率とBMIとの関連性を調べた結果、死亡率が最も低かったのは、男女共BMIが24.0~25.9のグループで、BMIがこれより高くても低くても死亡率は上がり、BMIと死亡率の関連性はU字型を示したという。年齢や喫煙の有無、既存疾患の有無などで分析した場合も、同様の関連性が示されたという。この研究でBMI24.0~25.9のグループの平均的な体格は、男性が身長168cm、体重70Kg、女性は身長158cm、体重64Kgだった。
この結果は、BMIと生活習慣病との関連性は、白人の場合とは異なっていることを示すもので、BMIが25.0~25.9を「overweight(過体重)」、 BMIが30.0以上を「Obese(肥満)」とする現在の定義を見直す必要があるという。
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