■トンネル内ではNO2濃度、基準の10倍超 - 東大調査 ― 2012年02月17日
トンネルでは基準の10倍超 - 東大など、高速道路上の二酸化窒素濃度を調査
東京大学大学院 新領域創成科学研究科 環境システム学専攻の戸野倉賢一教授、独立行政法人 交通安全環境研究所 環境研究領域の山田裕之主任研究員、東京大学 環境安全本部の林瑠美子助教らが、1月10日発行の「大気環境学会誌」2012年1月号に「道路上でのNO2濃度状況とその走行中車室内および周辺生活環境への影響」として発表した高速道路上における二酸化窒素(NO2)濃度およびその自動車室内への影響調査に依れば、高速道路の車道上ほぼ全域で大気環境基準の1日平均値(0.06ppm)を超過すると共に、渋滞、上り坂の道路及び総延長10km程度のトンネル内では、中央公害対策審議会の短期暴露指針値(0.2ppm)を超過する値になるという。
特に、トンネル内では指針値の10倍を超え、車内空調を外気導入モードで走行すると、車室内も7倍程度の非常に高い濃度のNO2濃度になるという。
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