■風疹・はしか、海外型急増 「旅行・出張前に接種を」 ― 2012年02月23日
風疹・はしか、海外型急増 「旅行・出張前に接種を」
http://digital.asahi.com/articles/TKY201202070752.html
朝日新聞デジタル > 2012/02/08
朝日新聞デジタル > 2012/02/08
国立感染症研究所や地方衛生研究所が2011年に国内の患者から採取した麻疹ウイルス約120検体、風疹ウイルス約20検体の遺伝子の特徴を調べた結果、麻疹は東南アジア、欧州など海外で流行しているタイプがほぼ100%を占めた。海外タイプは3年前から急増しており、風疹も大半がタイやフィリピン、ベトナムなどで流行しているタイプの可能性が高かったというもので、専門家は「海外に行く前や、妊娠を希望する人は、男女共ににワクチン接種を」と呼びかけている。
妊娠初期の女性が風疹に感染すると、子どもに心臓病や白内障、難聴などの障害が出る危険がある。妊娠中に麻疹に感染すると、1/3が流産・死産したという報告もある。
風疹は、現在は男女共にワクチンの定期接種が求められているが、1977~94年までは女子中学生のみを対象とした集団接種だった為、30~40代の男性で風疹への抗体を持っている人は7~8割にとどまる。麻疹も定期接種の接種率は90%台で、30~40代で抗体がない人もいる。
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