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 オーナーが「おなか健康」を実践する切っ掛けとなり、20年以上も愛用している100%乳酸菌「ニブロン」って?

■『あさイチ』でも紹介 大便を移植する治療法に注目集まる2014年05月14日

『あさイチ』でも紹介 大便を移植する治療法に注目集まる
  http://www.news-postseven.com/archives/20140407_250128.html
     Newaポストセブン> ライフ 2014/04/07
 「人の糞便そのものを移植するという治療法も注目されています」

 アナウンサーのこのひと言に、スタジオ全体にどよめきが起こった。3月17日放送の『あさイチ』(NHK)で、さまざまな菌を使った最新治療を特集したときのことだ。 腸内細菌を用いた研究が目覚ましく進化しているという。
 『あさイチ』で糞便移植を紹介した麻布大学獣医学部教授で乳酸菌ゲノム科学、微生物学が専門の森田英利さんに話を聞いたという記事。

 人間の腸内には、1000兆個もの多種多様な菌がいて、顕微鏡で覗くと花畑のように見えることから“腸内フローラ”と呼ばれていて、この腸内フローラのバランスが食生活やストレスなどによって崩れると、潰瘍性大腸炎やアレルギーやぜんそく・肥満・糖尿病などさまざまな病気を誘発することは既に知られている。それならば、腸内細菌のバランスを整えたら、これらの治療が進むのではないかと研究が始まった。
 2006年に腸内フローラのバランスによって肥満になるという論文が発表されて、腸内細菌の研究は、劇的な進歩を遂げている。

 冒頭の糞便まるごと移植する治療法も、その一つだという。

 2013年、オランダのアムステルダム大学を中心とする医療チームの臨床実験の論文が話題の発端で、病気の人の腸内細菌に抗生剤治療を施した後、直ぐに健常な人の便を食塩水に溶き、鼻からチューブで注入して、十二指腸まで落とし込むというもの。
 腸内フローラをまるごと入れ替えるという方法で、抗生剤治療で再発する細菌性腸炎の患者30人中、80%が1回の糞便の注入によって治ったと結果が出ている。口から直接、注入すると反射で嘔吐してしまいますが、鼻からの注入はチューブを使うので匂いは気にならない。
 とはいえ、他人の便を鼻から入れるのは、「それは嫌だな」と抵抗がある人も多いのではないか。  最近の傾向として、清潔であることや抗菌に過敏になりすぎ、腸内に必要な菌まで取り込めずにいることで、健康を害していることもあるという。
 腸内細菌は、自然に湧いてくるものではなく、口から入るもの。赤ちゃんが指を舐めたりするのも人間にとって必要な菌を腸管に取り込む作業だとか。

(※女性セブン2014年4月17日号)

■腸内からのアンチエイジング 加齢による腸疾患抑制にも期待2014年05月07日

腸内からのアンチエイジング 加齢による腸疾患抑制にも期待
  http://www.news-postseven.com/archives/20140404_249981.html
     Newaポストセブン> ライフ 2014/04/04
 乳酸菌といえば、これまで「腸に住む善玉菌を増やし、悪玉菌を減らして腸内環境を整える。」という働きに注目が集まっていた。
 しかし最新の研究では、或る乳酸菌に「腸がもつ“バリア機能”に働きかける」可能性があり、加齢に伴う腸の機能低下や疾患を抑制することが判ってきた。

 その乳酸菌が『LB81乳酸菌』で、ブルガリアで昔からヨーグルトを作る際に使われてきた乳酸菌『ブルガリア菌2038株』と、ヨーグルトによく使用される『サーモフィラス菌1131株』を合わせたものだという。

 今回の研究結果は、「乳酸菌のアンチエイジング効果」をテーマとした、仏パスツール研究所と明治の共同研究を通して明らかになり、3月20日に開催されたセミナーで発表された。

 ヒトの腸には、500種類もの腸内細菌が棲んでいて、その数は1兆個にも上ると云われる。腸内細菌には、ヒトに有用な「善玉菌」と有害な「悪玉菌」、優勢な方の味方につく「日和見菌」がいて、腸内細菌叢(腸内フローラ)を形成している。

 パスツール研究所のジェラール・エベール博士に依れば、「研究は、マウスを使い老化が腸にどのような影響を与えるか調べた結果、
 第1に、腸内細菌のバランスは加齢と共に変化し、悪玉菌が優勢になる傾向があること。
 第2に、加齢によって腸の“免疫システム”が正常に保たれなくなること。

が判った」という。 免疫システムの中で、明らかに変化したのが、T細胞とB細胞(いずれもリンパ球の一種)に関する値で、加齢の影響でこれらが減少すると、腸内で炎症が起こり易くなる。
 そこで研究チームは、老化したマウス(24か月齢/人間でいうと80才前後)にLB81乳酸菌を使用したヨーグルトを与えたところ、T細胞、B細胞に対する老化の影響が抑えられ、腸の炎症そのものも抑えられたことがわかった。更に、老化したマウスの腸内フローラが改善され、若いマウス(2か月齢/人間でいうと30才前後)並みのバランスに近づいていたという。

 LB81乳酸菌を摂取したマウスでは、腸の老化が改善され、又この乳酸菌を摂ることで、大腸炎など加齢に伴う腸の疾患も抑制できるという。

 明治・食機能科学研究所の浅見幸夫さんを中心とするチームが、腸の老化の抑制メカニズムを検証した。

 「腸管には『腸上皮細胞』が並んでいて、若く健康なら、この細胞から“抗菌ペプチド”という抗菌物質が正常に分泌されて“腸管バリア”を作り、細菌やウイルスなどの有害物質が腸に侵入しないよう守っているが、高齢になると、抗菌ペプチドの分泌量が減ってくるため腸管バリアが薄くなり、有害物質が腸内に侵入したり、細胞が炎症を起こしたりと、悪影響を受け易くなる。高齢のマウスにLB81乳酸菌を使用したヨーグルトを一定量(ヒトに換算すると毎日ヨーグルト100~150gに相当)摂取させたところ、抗菌ペプチドの発現量が若いマウス並みに回復し、腸に炎症を起こしたマウスでも、症状が軽くなった。」(浅見さん談)

 順天堂大学医学部・小林弘幸教授による基調講演において、腸の健康と全身の健康との関わりについて、“便秘”を例に解説した。

 「たかが便秘と思われるが、実は便秘は全身の健康を脅かす、非常に深刻な病気です。便秘になると結腸がんのリスクが上がることも判っている。海外の研究では、便秘になるとQOL(生活の質)や労働生産性が落ちるというデータも出ている。
 便には、体にとって不要な物質が含まれている。それが体内に長く留まれば、腸管から有害物質が吸収され、血液にのって全身の細胞に運ばれ、さまざまな身体の不調の原因となるから、健康を保つには、腸の健康が不可欠なのです。」

 更に“腸の老化”について、次のように述べた。

 「人間の体は、緊張したときに働く『交感神経』と、リラックス時に働く『副交感神経』がバランスよく働くことによってベストな状態に保たれている。腸は、副交感神経が優位なとき、つまりリラックスしたときに収縮して、便を送り出すのですが、この神経の働きは加齢と共に低下する。また老化に依り腸内の善玉菌が減るから、高齢になるほど便秘が増えると考えられる。」
 しかし、腸の働きが衰える原因は、老化だけではない。年齢に関わらず、その原因は、食物繊維の不足や高脂肪食といった食生活の乱れ、過労や睡眠不足などの不規則な生活、さまざまなストレスによって、腸がうまく働かないという人も多い。

 今回の「乳酸菌のアンチエイジング効果」の研究成果について、小林教授の評価は、

 「腸に対して避け難いダメージ要因を抱える現代人にとって、『乳酸菌に腸の炎症を抑制できる可能性が有る。』と判ったことは、健康長寿を目指す上で非常に有意義なことで、腸が若々しく、正常に働けば栄養をしっかり吸収できて、全身が健康になる。また、自律神経のバランスも整うため、心の健康を保つことにも繋がる。今後はこの乳酸菌の新たな作用が解明されることに期待している。」

■免疫力向上、腸がカギに 検査や食生活指導広がる2014年05月06日

免疫力向上、腸がカギに 検査や食生活指導広がる
  http://www.nikkei.com/article/DGXDZO69317520T00C14A4NNMP01/
     日本経済新聞> ライフ > ヘルス > 病気・医療 2014/04/03
 免疫力を高めるためには、腸の働きが大きな要素を占めることが判ってきた。有害なウイルスを排除する免疫細胞の多くは腸内にあるとされ「免疫力の8割は腸内の状態で決まる」との指摘もある。医療機関もこうしたメカニズムに注目、腸内検査や食生活の改善指導などに力をいれているという。

■血中成分で分析

 東京都中央区の健康院クリニックでは2012年春から「腸内環境検査」を始めた。疲れ易かったり、皮膚がかぶれやすかったりするなど、原因が分かりにくい症状を訴える人に、約30ccを採血して血液中の成分を調べ、腸内の状態を分析する検査を勧めている。
 健康な人の腸内には細菌類がバランス良く住み着いているが、不規則な食生活やストレスなどの影響で腸内の細菌バランスが崩れてしま結果、特定の食物に免疫細胞が過剰に反応してアレルギーを起こし、疲れなどの症状で現れる。長期的には動脈硬化やリウマチなどを引き起こす恐れもある。
 検査でアレルギーを引き起こす食物を特定し、摂取を控えるようアドバイスし、腸内の代謝を促すビタミンB群や乳酸菌などのサプリメントの服用も促す。検査とその後の指導を通じ、じんましん症状が改善した事例もある。 料金は、アレルギーの特定などで35,000円から。月に5人程度が検査を受ける。

 小金井つるかめクリニック(東京都小金井市)では、2007年から実施している免疫力を測る健診の「免疫ドック」にて、採血で腸内の免疫細胞の数や増殖力を測定し、その人が持つ免疫力を評価する。免疫力は加齢に伴い低下することから、「免疫力年齢」を調べることも可能だという。

■乳酸菌を摂取

 東京大の一戸猛志准教授(ウイルス学)のマウスを使った実験では、腸内細菌の数が多い方がインフルエンザに罹った時に症状が軽く済んだり、短期間で肺の中のウイルスが除かれたりすることが分かった。細菌から出るシグナルが血液を通じて肺に達し、インフルエンザウイルスへの抵抗力を生み出す発熱などを引き起すと考えられ、そのメカニズムは完全に解明されていないが、インフルエンザへの免疫を高めることと、腸内細菌の数を増やすことが密接に関わっていると推察される。

 免疫力を高める細菌としてよく知られているのは乳酸菌、この乳酸菌は免疫をつかさどるリンパ球の約2割を占めるナチュラルキラー(NK)細胞を活性化する役割を担っている。
 伊万里有田共立病院(佐賀県有田町)などが2011年、小学生ら約1900人に乳酸菌入りのヨーグルトを摂取させ、インフルエンザへの感染を調査。同町の小学生の感染率は0.64%で、佐賀県全体の感染率(4.37%)を下回ったという。
 順天堂大医学部の奥村康・特任教授(免疫学)に依れば、摂取した乳酸菌が腸管の内壁から体の中に取り込まれ、血中のNK細胞を刺激して活性化させる。NK細胞の活性化による免疫力の向上には「β―グルカン」とよばれる多糖を含む、シイタケなどのキノコ類も効果があるというが、ヨーグルトや乳酸菌飲料は過剰に摂取すると下痢を起こす可能性もあるので、適量を心がけたい。

■免疫力低下  加齢やストレスも要因 日ごろの対策必要

 腸内環境は免疫力を決める重要な要素だが、加齢や生活習慣による部分も大きい。加齢の影響は避けられないが、日常生活の管理で気をつけるべき点は多い。
 東京理科大の安部良教授(免疫学)が挙げる一例が、強いストレス。ストレスを感じると免疫の働きを抑制するホルモンを分泌する。タバコに含まれる化学物質はNK細胞などの働きを下げるので、喫煙も注意が必要。
 空気が乾燥するとウイルスの侵入を防ぐ粘膜の中の細かい毛や粘液の働きを落としてしまうため、乾燥する冬場には加湿器を使用したりマスクを着用したりといった対策も有用だ。
 一方、加齢に依り新たに作られる免疫細胞の量が減ったり、皮膚に含まれる水分量が減ったりして、細胞間の隙間から異物が侵入し易くなったりするので、加齢によって免疫力が一定程度低下することは仕方がないが、高齢になるにつれ、生活習慣には一層注意したい。

■100%乳酸菌「ニブロン」って何なの?2014年05月02日

100%乳酸菌「ニブロン」って何なの?

 私(オーナー)の腸内健康法として25年間愛飲している乳酸菌を紹介します。

 現役時代ひどい便秘に悩まされていた時にふとした切っ掛けで巡り合った乳酸菌。以来、毎日欠かすことなく飲んでいて、気が付けば25年間も続いていました。私には便秘の解消から始まって、肝機能の維持・回復と重宝していることを実感しているから、此処まで続いたのでしょう。お蔭さまで、悪臭便をする事が無く、花粉症も発病せず、インフルエンザにも罹らず、今となっては結果的に老化防止にも効いているように思います。 年齢より10歳くらいは若く見える?ようで、同期会の集合写真からも頷けます。 そのような訳で、一人でも多くの方が健康になればとの思いで、皆さんにもお奨めします。!

To 100%乳酸菌 TH69   

■ヘルシーリポート:腸内環境 悪化すると免疫力低下2014年04月26日

ヘルシーリポート:腸内環境 悪化すると免疫力低下
  http://mainichi.jp/shimen/news/20140331ddm010100036000c.html
     毎日新聞 > くらし > 健康・医療 2014/03/31 
食物繊維、できるだけ摂取を/LB81乳酸菌ヨーグルト、腸の老化改善

 健康にとって、腸の働きがいかに大事かを訴える健康セミナーが3月20日、東京都内で開かれた。加齢や不規則な食生活などで衰えていく腸内環境を若々しく保つためにはどうすれば良いのか?。
 日本初の便秘外来を開設した腸のスペシャリストである、小林弘幸・順天堂大学医学部教授が強調したのは、「便秘が慢性化すると全身の健康に悪影響が及びます!。」

 便秘とは一般に3日間以上、便が出ないか、1日の便の量が35g以下と少ないケースを指す。2010年の厚生労働省調査に依れば、年齢と共に増えるが、20~30代の女性でも5%前後は便秘だという。
 慢性的な便秘は、結腸がんのリスクを高めるという研究報告もあり、たかが便秘と侮ってはいけない。
 便秘の解消に下剤を長く使っていると大腸がんの発生リスクを高めるというデータもある。

 小林教授は「基本的には食を含め生活習慣を変えることで便秘の解消に努めたい」と強調するが、では具体的な便秘解消術とは?

 先ずは朝食をしっかりと食べる。朝食を取ると1日の体内時計がリセットされ、腸が動き始める。昼以降の食事でも、食物繊維を出来るだけ多く取るよう心がける。脂肪の多い食材は少なめにする。食事以外では日頃から、おなかをマッサージしたり、骨盤を左右に回したりするなど小まめな体操もよい。
 腸をはじめ臓器の働きをコントロールしているのは自律神経のうちの副交感神経だ。副交感神経はリラックスしているときによく働く。このため、精神的なストレスや悩みは腸の働きにとってマイナスになる。
 腸内には100兆個近い細菌がいると云われ、善玉菌と悪玉菌のバランスが崩れるのも腸の働きを悪化させる。便秘は悪玉菌を増やし、硫化水素など有害物質を発生させて、血液の汚れを促す。小林教授は「腸内環境の悪化で免疫の働きも低下する」と便秘解消10カ条の実践を勧めた。

 一方、腸は口を通じて外界とつながっており、常に有害な細菌やウイルスの脅威に晒されている。悪い菌を排除する観点から、浅見幸夫・明治食機能科学研究所乳酸菌研究部長は「腸管バリア機能」の重要性を示す動物実験の結果を報告した。

 腸管の表面はネバネバした「ムチン層」で覆われている。その腸管上皮にある「パネート細胞」は「抗菌ペプチド」というたんぱく質を分泌し、有害な細菌などを撃退している。これも免疫システムの一種だ。この「抗菌ペプチド」はどの菌にも同様に働くわけではなく、悪玉菌に強く働き、善玉菌にはあまり働かないという特徴を持っている。
 「抗菌ペプチド」をつくる遺伝子の発現量は加齢と共に低下し、高齢マウスは若いマウスに比べ、その発現量は1/10~1/100に減るという。
 そこで人間でいえば30歳前後に相当する生後8カ月のマウスにLB81乳酸菌ヨーグルトを20カ月間、摂取させ、ヨーグルトを食べなかった高齢マウスや若いマウスと比べ、抗菌ペプチドをつくる遺伝子の発現量に差が出るかを調べた結果、LB81乳酸菌ヨーグルトを食べた高齢マウスは若いマウスと同じくらいに遺伝子の発現量があった。一方、ヨーグルトを摂取しなかった高齢マウスは若いマウスに比べて、遺伝子の発現量は低下していた。
 LB81乳酸菌は、別のマウスの実験でも、動脈硬化や糖尿病にも結びつく慢性的な炎症の指標となる炎症性サイトカイン(生理活性物質)の生成を抑制することも分かった。
 マウスでの実験結果が、人間に当て嵌まるのかは今後の研究課題だが、小林教授に依れば「ヨーグルトを食べている患者の例から言えば、効果が出るのに1カ月程度は必要では」と会場からの質問に答えていた。

 明治と共同研究する仏のパスツール研究所のジェラール・エベール主任研究員も、TV会議で講演した。LB81乳酸菌ヨーグルトを与えた高齢マウスの実験結果について、「リンパ球の一種のT細胞など免疫細胞の働きにも良い作用があり、腸の老化が改善された。」と語った。

◇便秘解消10カ条(小林弘幸教授提案)
  1. 食物繊維を多く取る
  2. 朝、水や牛乳を飲む
  3. 食事は規則的にする
  4. 体を動かす
  5. 1日1回トイレに行く
  6. おなかをマッサージする
  7. ストレスを溜めない
  8. トイレを我慢しない
  9. 下剤に頼らない
  10. 困ったときは専門医へ

■腸は老化のバロメーター(4)腸が誇る「免疫」と「腸管バリア機能」2014年04月22日

腸は老化のバロメーター(4)腸が誇る「免疫」と「腸管バリア機能」
  http://sankei.jp.msn.com/life/news/140324/bdy14032409450000-n1.htm
     mns 産経ニュース > ライフ > からだ 2014/03/24 
 腸には食べ物に混じってウイルスや細菌などさまざまな外敵が入り込んでくるため、外敵をブロックする「免疫機能」が臓器の中で最も発達している。主な免疫細胞であるリンパ球、免疫グロブリンの半数以上が腸に集まっている。
 他に腸の防御システムとして見逃せないのが「腸管バリア機能」。腸内には1千種類以上、数にして100兆個以上の細菌が生息し、これらは、「善玉菌」、「悪玉菌」、どちらにもなりうる「日和見菌」の3つに大別できるが、「善玉菌」と「悪玉菌」は一方が増えると他方は減少し、腸内で絶えず激しい生存競争を繰り広げている。

 「悪玉菌」は、腸内の物質を腐敗させ代謝の過程で有害物質を生み出す。この悪玉菌が優勢になると腸内環境は悪化し、体の不調として現れる。
 「腸管バリア機能」とは、悪玉菌が生み出した有害物質、口から取り入れたウイルスや細菌などが腸壁から体内に吸収されないようにブロックするガード機能のことで、健康維持に大切な役割を果たす。

 最近の研究では、乳酸菌やビフィズス菌が腸の炎症を防ぎ、腸管バリア機能を向上させることが確認されている。また、腸内に分布する免疫細胞に働きかけ、免疫細胞の老化を防ぐことが分かってきている。

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■腸は老化のバロメーター(3)腸の健康「怠け」と「疲れ」は禁物2014年04月17日

腸は老化のバロメーター(3)腸の健康「怠け」と「疲れ」は禁物
  http://sankei.jp.msn.com/life/news/140317/bdy14031707180000-n1.htm
     mns 産経ニュース > ライフ > からだ 2014/03/17 
 長寿の秘訣は何か? 慶応義塾大学医学部の伊藤裕教授に依れば、「腸の寿命=人の寿命。如何に腸の老化を遅らせるかが、長生きのポイント」だと云う。

 具体的にどうすれば腸の老化を遅らせられるか?。キーワードは「怠けさせ過ぎない」「疲れさせ過ぎない」にあるという。
 「食事の時間帯が不規則だと腸の消化吸収運動に怠け癖が付く。また、食べ過ぎや食事を抜くと腸は緊張し、疲れてしまう。」 つまり、食事は「品数を多く、バランス良く、腹八分目」を心掛ける。寝る3時間位前に取り終え、腸に余計なダメージを与えないことが大切。

 適度な運動も腸の働きを助ける。息がはずむ程度のウオーキングなど少しきつめの運動習慣を付けることがお勧め。ただ、食後は腸に血液が集中するため、2~3時間はゆっくり過ごす方が良い。
 その他、日常生活で過度なストレスをた溜めないことも腸の健康には欠かせない。現代人にとっては「腸の健康」こそが不老長寿の秘薬といえそうだ。

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■腸は老化のバロメーター(2)その不調、腸が原因2014年04月14日

腸は老化のバロメーター(2)その不調、腸が原因
  http://sankei.jp.msn.com/life/news/140310/bdy14031008290000-n1.htm
     mns 産経ニュース > ライフ > からだ 2014/03/10 
 「肌は内臓の鏡」と云われるように、腸の不調はニキビやシミなど肌トラブルとして表れる。最近では神経や脳などにも影響することが分かってきた。

 『臓器の時間』(祥伝社新書)などの著書がある慶応義塾大学医学部の伊藤裕教授に依れば、「アルツハイマー病やパーキンソン病も腸の老化に起因するのではないかと云われている。」と話す。例えば、パーキンソン病の初期症状で多いのは腸の老化の指標でもある便秘。両者の関連性が研究され始めている。
 また、糖尿病性の認知症についても腸の老化との関係から解明が進んでいる。元々、「糖尿病の人は認知症を患いやすい」との研究報告は上がっていて、従来は糖尿病によって動脈硬化など血管障害が起こり、脳への血の巡りが悪くなることが原因と考えられてきたが、研究の結果、腸の機能が低下し、脳にうまく指令を出せなくなっていることが判明し、注目されている。

 その他、身近なところでは、おなかの状態が悪いとやる気が出なくなったり、イライラが増したりするのも腸から脳に伝わる指令が原因だという。

 我々人間は、脳ではなく腸に操られていると云えるのかもしれない・・・・・。

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■腸は老化のバロメーター(1)残り時間が寿命を決める2014年04月10日

腸は老化のバロメーター(1)残り時間が寿命を決める
  http://sankei.jp.msn.com/life/news/140303/bdy14030308300000-n1.htm
     mns 産経ニュース > ライフ > からだ 2014/03/03 
 腸の老化を遅らせ、健康で長生きしませんか? 

 臓器にはそれぞれ寿命とも云える持ち時間がある。中でも腸は「最も老化しやすい臓器」であることが研究の結果、分かってきた。

 メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)と臓器の関係に詳しい慶応義塾大学医学部の伊藤裕教授に依れば、「がん抑制遺伝子の一つで、老化の指標とされるP16というタンパク質が一番早く検出されるのは腸。食物の消化吸収のため、長時間酷使されるので疲れるためでしょう。腸の残り時間は人の寿命を決めるようだ。」と指摘する。

 伊藤教授に依れば、従来は脳が起点となって各臓器に指令を出し、それに従って臓器が動くと考えられてきた。だが、近年は各臓器から脳に指令が届き、その情報に基づいて脳が全身に指令を出すことが分かってきているという。 「おなかの調子が悪いと不機嫌になるし、気力や体力も失せてくる。腸から脳に指令が伝わっている証拠です。」
 腸は臓器の中でも特に指令を多く出すため、その機能が衰え、脳に指令が行き届かなくなると、他の臓器に甚大な影響を与える。腸が人の寿命を左右すると云われる所以だ。

 この腸の老化を最も自覚しやすいのが便秘。歳を取ると殆どの人は便秘気味になってくる。おならや便が臭くなるのも老化の兆候。しかし、これらはあくまでも一部の症状にすぎない。

■ぜんそく悪化の仕組み、マウスで解明…筑波大2014年03月27日

ぜんそく悪化の仕組み、マウスで解明…筑波大
  http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20140206-OYT8T00321.htm
     Yomiuri Online> 教育 > ニュース 2014/02/06
 筑波大学の渋谷彰教授(免疫学)らが、腸内細菌のバランスが崩れて喘息が悪化する仕組みをマウスを使った動物実験で突き止めたという。 善玉菌が減り悪玉菌が増えることが症状悪化の原因と判り、人の喘息治療への応用が期待される。

 人の腸内には500種類以上の細菌がいて、病原体の感染予防や栄養吸収などを行っている。この腸内細菌のバランスが崩れると喘息やアトピー性皮膚炎を引き起こすが、その仕組みは謎だった。
 実験は、マウスに5種類の抗生物質を其々与えた上で喘息の原因物質を吸入させて症状を比べたところ、症状がひどいマウスは、カビの一種「カンジダ」が異常に増える一方、乳酸菌などの善玉菌が減っていた。カンジダがつくる生理活性物質が血液や肺に広がり喘息を悪化させていた。
 カンジダを減らす抗菌剤を喘息のマウスに注射するなどしたところ、症状は軽くなった。今後、人でも同じような仕組みの症例があるか調べ、喘息の新治療法への可能性を探るという。
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 現役時代ひどい便秘に悩まされていた時にふとした切っ掛けで巡り合った乳酸菌。以来、毎日欠かすことなく飲んでいます。私には便秘の解消から始まって、肝機能の維持・回復と重宝しております。お蔭さまで、悪臭便をする事が無く、花粉症も発病せず、インフルエンザにも罹らず、今となっては結果的に老化防止にも効いているようで、年齢より10歳くらいは若く見えるようです。 そのような訳で、一人でも多くの方が健康になればとの思いで、皆様に奨めています。!