■腸は老化のバロメーター(4)腸が誇る「免疫」と「腸管バリア機能」 ― 2014年04月22日
腸は老化のバロメーター(4)腸が誇る「免疫」と「腸管バリア機能」
http://sankei.jp.msn.com/life/news/140324/bdy14032409450000-n1.htm
mns 産経ニュース > ライフ > からだ 2014/03/24
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腸には食べ物に混じってウイルスや細菌などさまざまな外敵が入り込んでくるため、外敵をブロックする「免疫機能」が臓器の中で最も発達している。主な免疫細胞であるリンパ球、免疫グロブリンの半数以上が腸に集まっている。
他に腸の防御システムとして見逃せないのが「腸管バリア機能」。腸内には1千種類以上、数にして100兆個以上の細菌が生息し、これらは、「善玉菌」、「悪玉菌」、どちらにもなりうる「日和見菌」の3つに大別できるが、「善玉菌」と「悪玉菌」は一方が増えると他方は減少し、腸内で絶えず激しい生存競争を繰り広げている。
「悪玉菌」は、腸内の物質を腐敗させ代謝の過程で有害物質を生み出す。この悪玉菌が優勢になると腸内環境は悪化し、体の不調として現れる。
「腸管バリア機能」とは、悪玉菌が生み出した有害物質、口から取り入れたウイルスや細菌などが腸壁から体内に吸収されないようにブロックするガード機能のことで、健康維持に大切な役割を果たす。
最近の研究では、乳酸菌やビフィズス菌が腸の炎症を防ぎ、腸管バリア機能を向上させることが確認されている。また、腸内に分布する免疫細胞に働きかけ、免疫細胞の老化を防ぐことが分かってきている。
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