■寝起きの一服は肺癌や口腔癌のリスクを高める ― 2013年05月21日

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健康美容EXPO > 健康美容EXPOニュース > 海外ニュース:TOP > 癌 > 2013/04/25
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米ペンシルベニア州立大学生物行動健康学助教授のSteven Branstetter氏らが、「Cancer Epidemiology, Biomarkers and Prevention」3月29日号に発表した研究に依れば、起床後直ぐタバコを吸う人はそうでない喫煙者に比べ肺癌や口腔癌を発症する可能性が高いという。
Branstetter氏らは、全米健康栄養調査(NHANES)に参加した成人喫煙者2,000人近くのデータを分析。被験者から得た血液検体と喫煙習慣に関する情報を分析した結果、被験者の約32%が起床後5分以内に最初の1本を吸い、31%が6~30分以内、18%が31~60分以内、19%が1時間以上経過してからタバコを吸っていた。
1日の喫煙量にかかわらず、起床後直ぐにタバコを吸う人では、起床後30分以上経過してから吸う人に比べてNNAL(NNKと呼ばれるタバコに特異的な発癌物質の副産物)の血中濃度が高かった。
起床後すぐにタバコを吸う人はより深く、より多く吸入するため血中NNAL濃度が高まり、肺癌や口腔癌のリスクが増大する可能性がある。血中NNAL濃度は年齢や性別、喫煙開始年齢、他の喫煙者との同居などの因子にも関連していた。
▼原題は、「'Wake-Up' Cigarette May Raise Risk for Lung, Mouth Cancers」
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