◎天王川公園の藤 ― 2013年05月19日
昨年も訪問した「藤浪の里」といわれる津島市の天王川公園。今年はGWと見頃な時期が重なったので、混雑を嫌ってスキップしGW終了後の訪問となりました。「日本最大の藤棚」といわれる長さ275mの藤棚は見事ですが、見頃はとうに過ぎており、訪問客は介護サービスを受ける車椅子の高齢者の列で、いずれ私もこうなるのか~と思いながらも、レンズは棚から下がる藤だけを追っていました。
今回の作品は、オリンパス独特の機能であるデジタルフィルターを掛けています。この機能のお蔭で、変哲もない写真が結構生き返って、何とかご披露できるものとなっています。(ファンタジックフォーカスというデジタル処理を掛けています。)
(2013.05.08撮影)
Fotopusへの投稿作品の一覧は、こちら! (ここをClickして!)
カメラ :オリンパス E-30
レンズ :ZUIKO DIGITAL ED 50-200mmF2.8-3.5 SWD
撮影場所:愛知県・津島市・天王川公園
アートフィルター:ファンタジックフォーカス
今回の作品は、オリンパス独特の機能であるデジタルフィルターを掛けています。この機能のお蔭で、変哲もない写真が結構生き返って、何とかご披露できるものとなっています。(ファンタジックフォーカスというデジタル処理を掛けています。)
(2013.05.08撮影)
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カメラ :オリンパス E-30
レンズ :ZUIKO DIGITAL ED 50-200mmF2.8-3.5 SWD
撮影場所:愛知県・津島市・天王川公園
アートフィルター:ファンタジックフォーカス
■腸内常在菌が宿主の思考や行動に影響を与えている!? - 協同乳業など ― 2013年05月19日
腸内常在菌が宿主の思考や行動に影響を与えている!? - 協同乳業など
協同乳業が4月23日に発表したところに依れば、腸内常在菌が大脳の代謝系に影響を与えていることを代謝産物レベルで明らかにしたという。詳細は「Frontiers in Systems Neuroscience」に掲載された。
この研究は、同社研究所技術開発室の松本光晴 主任研究員(理化学研究所イノベーション推進センター辨野特別研究室)、同 澤木笑美子氏、理化学研究所イノベーション推進センター辨野特別研究室の木邊量子氏、同 辨野義己氏、ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ(HMT)の大賀拓史氏、東海大学医学部基礎医学系感染症研究室の相場勇志氏、同 古賀泰裕氏らによるもの。
腸内常在菌は人の健康、特に免疫系疾患や大腸ガンとの関与が知られているほか、近年では、肥満や寿命など大腸内環境と直接的に接していない全身系への影響も報告されており、脳との関連も報告されるようになってきている。
腸と脳は、神経系やホルモン、サイトカインなどの共通の情報伝達物質と受容体を介し、双方向的なネットワーク「腸脳相関」を形成していることや、腸脳相関の腸管側刺激因子と腸内常在菌が強く関わっていること、神経発達障害や脳の発達と行動にも腸内細菌叢が影響することが報告されている。
しかし、神経伝達物質以外の脳内代謝系への影響を調べた研究は少なく、未だ解明されていない。今回の研究は、脳内代謝物の網羅的解析を行うことで、腸内常在菌が大脳に与える影響の調査をマウスにて行ったもの。
同じ両親から生まれた雄マウスを無菌マウスと通常菌叢マウスの2グループに分けて飼育し、7週齢で安楽死後、ただちに大脳皮質に対し、広範囲の成分を分離・分析することが可能なCE-TOFMSを用い、脳内代謝物のメタボロミクスにて網羅的解析を行った結果、大脳皮質から196の代謝産物が検出され、中でも23成分は無菌マウスの方が通常菌叢マウスより濃度が高かったことが確認され、その中に、行動と関連深い神経伝達物質「ドーパミン」、統合失調症との関連性が示されるアミノ酸「セリン」、多発硬化症やアルツハイマーとの関連性が知られる「N-アセチルアスパラギン酸」が含まれていることが判明した。
また、23成分中には解糖系中間代謝産物や補酵素NADH、NADP+とエネルギー代謝に関連する成分も含まれており、大脳のエネルギー消費にも腸内常在菌が影響していること、つまり腸内常在菌が宿主の思考や行動にも影響している可能性が示唆されたという。
一方、無菌マウスの方が通常菌叢マウスより濃度が低かったのは15成分で、中には、神経伝達物質の前駆物質である芳香族アミノ酸(トリプトファン、チロシン、フェニルアラニン)や、てんかんとの関連性が示唆されている「ピペコリン酸」、乳児の脳発達に関与していると考えられている「N-アセチルノイラミン酸」などが含まれていることが確認された。
今回の結果、腸内常在菌が大脳の代謝系に大きな影響を与えており、脳の健康、疾病、発達および衰弱、さらにヒトを含めたほ乳類の学習、記憶および行動の研究において重要な基礎的知見となると思われる。
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