■「ネギは風邪にいい」、ウイルス抑制実証 富山大大学院 ― 2010年01月30日
「ネギは風邪にいい」、ウイルス抑制実証 富山大大学院
富山大大学院医学薬学研究部の林利光教授が、マウスを使った研究で、ネギの抽出物がA型インフルエンザのウイルスの増殖を抑え、体内の免疫機能を向上させる可能性があることを突き止めたという。林教授は、メカブの「フコイダン」のインフルエンザウイルスへの有効性を調べるなど、ウイルスと食べ物の関係を研究しており、今回の研究は、大分県の食品会社「佐々木食品工業」が「大分産ネギで健康に良いものはできないか」と林教授に相談したことがきっかけだった。
昔から『ネギは風邪にいい』と言われているが、それを裏付ける今回の研究を、林教授は次のように分析している。
タミフルはウィルスを全滅させるため、体内の抗体を増やす効果はないが、ネギがウイルスを減らす一方で抗体を増やしたことを評価しており、「人間の体には、元々、細胞やウイルスをやっつける免疫がある。ネギは免疫が機能する初期の段階に働きかけ、予防的に体の免疫力を高める効果があるのではないか」と。
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