■“リンゴを食べれば医者いらず”のことわざの理由が明らかに ― 2010年02月02日
デンマーク工科大学国立食品研究所(コペンハーゲン)の研究グループは、ラットを使った実験から、果物に含まれるペクチンと呼ばれる成分が消化器系の善玉菌(friendly germs)を増大させることを突き止め、医学誌「BMC Microbiology(微生物学)」オンライン版に1月20日発表された。研究グループは、ラットにリンゴをそのまま、或いは果汁やピューレなどのリンゴ加工品の形で与えた後、消化管内の細菌を調べ、リンゴの摂取が“善玉”菌 のレベルに影響を及ぼすかどうかを検討したもので、リンゴの食物繊維成分であるペクチンを多く摂取したラットでは、腸の健康状態を向上させる細菌の増加が判明したという。
但し、この結果がヒトにも当てはまるかどうかは、更に研究を重ねる必要があると著者らは述べている。
▼原文:How the Apple Keeps the Doctor Away
◎忘れられぬ竜神峡の秋風景 ― 2010年02月02日
09年末に竜神峡の紅葉を堪能しました。お蔵入りにするには惜しいとの思いで、纏めてみました。奥久慈の秋色を堪能した感動のお裾分けです。 (2009.11.28撮影) 投稿作品の一覧は、こちら! (ここをClickして!) |
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◎こんな紅葉も有りました-竜神峡 ― 2010年02月03日
(2009.11.28撮影)
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■大豆製品に肺がん予防効果 但し非喫煙男性のみ ― 2010年02月06日
厚生労働省研究班の大規模調査によれば、喫煙経験が無く豆腐や納豆など大豆製品を多く食べる男性は、あまり食べない男性に比べ、肺がんになるリスクが低くなることが判ったという。この調査は、45~74歳の男女計約76,000人を最長11年間追跡、一日に食べる大豆製品の量により4つの集団に分け肺がんの発症率を比較したもので、たばこを一度も吸ったことがない男性に限って比べると、大豆製品を一番よく食べる集団(イソフラボン換算すると豆腐約200g)は、最も少ない集団(同約40g)より「肺がん」になるリスクが57%低かった。
喫煙しているか、過去にたばこを止めた男性では、大豆製品の消費量による差は無かった。女性でも大豆製品を食べる人の方が肺がんリスクは低い傾向が出たが、統計的に有意な差は出なかったという。
豆腐40gは、イソフラボン換算で納豆1/3パック相当という。
◎街灯りを写す湖 ― 2010年02月06日
(2009.12.19撮影)
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◎浮かぶ石 ― 2010年02月06日
(2009.12.19撮影)
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■サプリメントと子どもの食事 ― 2010年02月07日
基本的に信用できる機関が発信する情報として、今回は(独)国立健康・栄養研究所のホープページにある知っておいて損は無い情報を、ご紹介します。「はじめに」
「近年、「健康食品」やサプリメントと呼ばれる食品が広く出回り、日本における利用経験者は約8割を越えるといわれています。日本では、サプリメントという言葉に定義はありませんが、ここでは、カプセルや錠剤、粉末、顆粒、抽出エキスなど、通常の食品とは異なる形態をしたものをサプリメントと呼ぶことにして・・・・・・・
テレビやインターネットの他に、家族や親類、友人・知人からの口コミや地域のPTA講演会などからも入手され、子どもを持つ親の間でもサプリメントへの関心が高まっており、実際、子どものサプリメントの利用が、かなり身近なものとなってきているようですという。」・・・・・・ という前書から始まっています。アメリカの調査における、子どものサプリメント利用についての問題点:
という背景を踏まえ、日本でもアメリカと同様の問題が発生しないように、サプリメントと子どもの食事について、下記のような基本的な事柄が纏められています。
- 食事からの栄養摂取量とは関わりなく、サプリメントを利用している。
- サプリメントの利用が栄養の補足ばかりでなく、過剰摂取につながってしまっている。
- 早期のサプリメント利用がアレルギー発症と関連するかもしれない。
- ハーブに関して、「自然だから安全」という誤解があり、副作用や相互作用については、あまり知られていない。
- 安全性が問題視されているハーブや、有効性が承認されていない用途での使用がみられる。
- 1.子どものサプリメント利用
- 子ども用サプリメントって? 必要なの? 効果はあるの? 安全なの?問題はないの?
- 偏食があるけど、使用した方がいい?
- 2.子どもの食事の特徴
- 2-1.成長に必要な栄養
- どんな栄養素がどれくらい必要? 不足しがちな栄養素は? 摂りすぎに注意するものは?
- 2-2.バランスのよい食事
- 何をどれだけ食べればいいの? 少食なのですが・・・。
- 2-3.偏食への対応
- 好き嫌いがあるのですが・・・。 どう対応すべき? 克服方法は?
- 2-4.おやつについて
- 何で必要? 適量は? どんなものがいい? 与え方は?
- 3.情報とのつきあい方
- 3-1.不安を煽る情報への接し方
- 3-2.参考になる情報源
◎ART TOWER MITO ― 2010年02月07日
千波湖の夜景を切り取った後、芸術館へ。 クリスマスが近いので、街灯にはイルミネーションの飾りが賑わいを演出している時期でしたが、芸術館の建物の間からART TOWERを望みました。 (2009.12.19撮影) Fotopusへの投稿作品の一覧は、こちら! (ここをClickして!) |
50作品のスライドショー |
◎こんな景色に惚れました! ― 2010年02月07日
(2009.12.28撮影)
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■塩分:やっぱり、日本人3大死因の引き金--厚労省、8万人調査 ― 2010年02月09日
毎日新聞 ライフスタイル > 健康 > アーカイブ 2010/02/04
厚生労働省研究班の大規模調査によれば、塩漬け食品の摂り過ぎや、食事全体で塩分の多い生活習慣を続けると、各種のがんや循環器疾患(心筋梗塞、脳卒中など)を発症し易いことが判ったと2月4日に発表した。今回の調査は、8県に住む45~74歳の男女約8万人を対象に実施し、対象者を、食事全体の塩分(Na)摂取量、塩辛や漬物、イクラなど塩漬け食品の摂取量によって5グループに分け、6~9年間の調査期間中のがん、循環器疾患の発症状況を調べたもので、塩分の摂り過ぎが多くの生活習慣病に影響するとのデータが示されたのは初めてという。
塩分全体の摂取量が多い群(17.8g/日)は、少ない群(7.5g/日)に比べて循環器疾患の危険性が約2割高かった。塩漬け食品の摂取量が多い群は、何らかのがんを発症する危険性が11~15%高かった。
塩漬け食品の摂取量が多い群の循環器疾患の危険性は高くはなかったが、魚や野菜に循環器疾患を予防する栄養素が含まれるためとみられる。▼国立がんセンターがん予防・検診研究センター「予防研究部」 > 多目的コホート研究 > 「塩分・塩蔵食品と、がん・循環器疾患の関連について」(210/02/04)
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