・植物由来の抗酸化・解毒成分のエビデンスを紹介 ― 2006年06月24日
2006/06/24
専門展「サプリ&機能性食品2006」で名古屋大学大学院教授の大澤俊彦氏が講演
植物由来の抗酸化・解毒成分のエビデンスを紹介
植物由来の抗酸化・解毒成分のエビデンスを紹介
http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf?CID=onair/medwave/a027/426830
----日経ヘルス サプリ&機能性食品 2006/06/24
----日経ヘルス サプリ&機能性食品 2006/06/24
「サプリ&機能性食品2006」の専門フォーラムで名古屋大学大学院生命農学研究科教授の大澤俊彦氏が「植物素材による解毒と抗酸化」と題した講演を行った。重金属の排出を促すような解毒ルートだけでなく、肝臓のグルタチオンSトランスフェラーゼ(GST)などの解毒酵素による“毒を消す”解毒ルートが体内で重要だと述べた。
この解毒酵素を強く誘導するポリフェノールの配糖体などの植物性成分として、「ゴマ由来のセサミノール配糖体」、「ウコン由来のクルクミン」、「アブラナ科野菜抽出物」、「パパイヤ、アボガド、かんきつ類、リンゴなどの果実」などによるGST活性化データを示した。
同じカロリーで「肉や乳製品中心の食事」から、「野菜・果物中心の食事」へと食事内容を変えた場合に、尿中に排出される遺伝子酸化分解物8-OHdGが1/3に減った例を示した。
老化、生活習慣病、炎症などを防ぐために、活性酸素やフリーラジカルを消去する体内のレドックス系を維持することが重要。
抗酸化物質、抗酸化ビタミンなどを、複数摂取してレドックス系を維持することが重要で、そのためには、解毒・抗酸化ともに、野菜や果実などの植物性成分が注目されるようだ。
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