・しわの多い喫煙者は肺疾患のリスク大 ― 2006年06月22日
2006/06/22

英王立 Devon & Exeter病院のBipen Patel博士が、医学誌「Thorax」オンライン版6月14日号に発表した研究によると、顔にしわの多い中高年喫煙者は、しわの少ない喫煙者に比べ、慢性閉塞性肺疾患(COPD)にかかる可能性が5倍であるという。
・コーヒーが肝硬変リスクを軽減 ― 2006年06月22日

米国の非営利医療保険組織Kaiser Permanenteの研究グループが、米医学誌「Archives of Internal Medicine」6月12日号に発表したところによれば、コーヒーを飲むことで、飲酒による肝疾患を予防できる可能性があるという。
1978~1985年の検査時に肝疾患が無く、アルコール、茶、コーヒーの消費量に関する情報が得られた125,000人余りのデータを分析したところ、1杯/日 コーヒーを飲んでいた集団は、アルコールによる肝硬変の発症率が22%少なかったというものだが、研究を率いたKlatsky博士は、肝疾患は大量飲酒に起因する多数の問題の一つにすぎないので、あくまでも飲酒は控えるべきだと述べている。
・コクランレビューの日本語訳が閲覧可能に ― 2006年06月22日

http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/hotnews/int/200606/500746.html
日経メディカル オンライン・Hot News 2006/06/22
日経メディカル オンライン・Hot News 2006/06/22
診療ガイドラインのデータベース・Mindsのウェブサイト(http://minds.jcqhc.or.jp/)で、6月19日よりコクラン・レビューの抄録の日本語訳が見られるようになった。
医学文献のシステマティック・レビューを行う国際的な団体であるコクラン共同計画が作成しているコクラン・レビューは、質の高いシステマティック・レビューとして定評がある。このデータベースであるコクランライブラリーは年4回改訂されるが、今回掲載されたのは2005年第4 版の日本語訳。尚、閲覧にはユーザー登録(無料)が必要。▽ 財団法人日本医療機能評価機構の医療情報サービス・Minds
http://minds.jcqhc.or.jp/
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