■哺乳びんなどに使用 ビスフェノールAの安全性評価諮問 ― 2008年07月27日
哺乳びんなどに使用 ビスフェノールAの安全性評価諮問
プラスチック原料に含まれる化学物質「ビスフェノールA」は、97年ごろから環境ホルモン(内分泌攪乱化学物質)としての働きがあるか注目されており、動物実験で微量摂取でも影響があるとの結果が出たのを受けて、厚生労働省は8日、内閣府の食品安全委員会に、健康影響評価を諮問した。厚労省研究班の報告では、妊娠したラットへの投与で、これまで「有害な影響はない」とされてきた量(体重1kg当たり0.05mg)の1/10000以下で、胎児の神経や行動に影響がみられたという。
米国では6月に「乳幼児の神経や行動などに影響を及ぼす懸念がある」との報告書が公表され、カナダではポリカーボネート製の哺乳びんの輸入や販売などを禁止する方針。
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