■プラ製哺乳瓶 取り扱い注意 ― 2008年07月30日
プラ製哺乳瓶 取り扱い注意
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20080720-OYT8T00236.htm
YOMIURI ONLINE > 医療と介護 > ニュース 2008/07/20
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ビスフェノールA 微量でも影響の恐れ
プラスチック製哺乳瓶の原料や缶詰の腐食防止剤に使われている化学物質「ビスフェノールA」について、国の研究所などの動物実験で、国の安全基準値以下でも発情期周期の異常が見られる結果が出て、胎児や乳幼児に影響を及ぼす可能性が示されたことを受け、厚生労働省は注意を呼びかけている。厚労省は、ホームページでも消費者向けのアドバイスをQ&A形式で掲載している。(下記にLink)
▼厚労省>食品安全情報>「ビスフェノールAについてのQ&A」(2008.07.08)
ビスフェノールAは、食品衛生法で原料における割合や溶出度合いで厳格な規格基準があり、哺乳瓶などを日常生活で使うのは問題ないが、消毒などで長時間加熱をしたり、容器が破損していたりすると、溶け出したり、分解したりして、摂取してしまう懸念があり、厚労省は、下記の点などの注意を呼びかけている。
飲料用缶は国産品がほとんどだが、缶詰は輸入品が7割。国産品は、溶出しないよう技術改良が進んでいるが、輸入品の実態が不明なため、厚労省は調査に乗り出す方針だ。
- ポリカーボネート製哺乳瓶への過度の加熱を避ける。
- 長期に使用した哺乳瓶で傷や白濁があるものは取り換える。
- 妊婦は缶詰中心の偏った食事を避ける。
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