・「カラオケポリープ」急増 熱唱+はやりの高音、要注意 ― 2007年02月25日
「カラオケポリープ」急増 熱唱+はやりの高音、要注意
カラオケの歌い過ぎで声帯の粘膜が腫れたりする「カラオケポリープ」と呼ばれる症状を訴える人が増えているという。
カラオケポリープは正式な医学的病名ではない。名付け親は国際医療福祉大学東京ボイスセンターの福田宏之所長で、20年前に名づけた。歌うと日常会話より振動回数が増すため、歌い続けると声帯に負担がかかり、内出血を起こして声帯の粘膜が腫れる「ポリープ」や粘膜が硬くなる「結節」が出来るのが「カラオケポリープ」の症状で、酒や喫煙しながら歌うと、内出血や粘膜の荒れがひどくなる。
最近の流行歌は、昔の歌謡曲とは違い、高音域の曲が増えたことも影響しており、高音では声帯が前後に引っ張られ、低音より激しく振動するので、歌い続けるとかなりの負担となる。初期症状は、声のかすれ程度なので風邪と勘違いしがちなので、声のかすれが続くようなら診察を受けよう。喉頭がんなど別の病気の早期発見にもつながる。
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