■抗生物質が効かない「悪夢の細菌」日本でも広がる〈週刊朝日〉 ― 2013年04月03日
抗生物質が効かない「悪夢の細菌」日本でも広がる〈週刊朝日〉
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130327-00000001-sasahi-hlth
Yahoo! ニュース・雑誌 > 2013/03/27
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米疾病対策センターが3月5日に公表したところに依れば、最強の抗生物質である「カルバペネム」が効かない腸内細菌(カルバペネム耐性腸内細菌=CRE)の感染が、米国でこの10年で広がっており、この間、検出率は約4倍に増えたという。
このCREは、健康な人に感染しても発症しないが、高齢者や免疫力が低下し人が感染すると、恐ろしい症状を引き起こす。 口から体内に入った細菌は、腸管や尿管などに付着して増殖し、血液に感染すると敗血症になり、多臓器不全などを引き起こして、やがて死に至るという、非常に危険な細菌だ。
ついに日本でも、昨年11月に千葉県内の病院に入院した60代の男性患者の痰や便からCREが見つかった。この患者は東南アジアで頭部の手術を受けていた。また、国内の約600の医療機関を対象にした2011年の調査では、CREと同種の大腸菌に感染した患者が103人見つかっており、『大きな病院だから安心』というわけでは無いと云う。
週刊朝日 2013年4月5日号
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