■血糖値が高いと指摘されても、4割が放置 ― 2011年07月18日
Nikkei Medical Online HOT NEWS 2011/07/12
健康日本21推進フォーラムの調査過去1年以内に健康診断で「血糖値が高く、要治療」と判定された20~60代の男女 500人に対し、「健康日本21推進フォーラム」が2011年6月1日~3日にかけてインターネットで調査した結果によれば、2割強は医療機関を受診しておらず、治療を途中で止めてしまった人も加えると約4割が放置している実態が明らかになったという。
▼調査によれば、「要治療」と判定された人のうち、
医療機関を受診していない人は、23.0%。
受診したが現在治療を受けていない人は、16.0%で、合計すると約4割が糖尿病を放置していた。
▼年齢別で見ると、
60代の未受診者は、10.0%で、現在治療していない人を含めても21.0%に止まるが、
30代では、41.0%が未受診、現在治療していない人を含めると58.0%に達した。
▼糖尿病の知識については、
87.8%が「腎臓、眼、神経などに障害が出やすい」ことを認識。
79.8%が「進行しても自分ではほとんど気付かない」、
77.0%が「心筋梗塞のリスクになる」ことを正確に理解していたが、
人工透析や失明の理由として、
糖尿病が最も多いことを知っていたのはいずれも約3割にとどまっていた。
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