・「生活習慣病から身を守るには」 長寿は努力次第 ― 2007年03月10日
第20回健康セミナー「生活習慣病から身を守るには」 長寿は努力次第
http://www.mainichi-msn.co.jp/kurashi/kenko/archive/news/2007/02/20070227ddm010100068000c.html
毎日新聞・ 暮らし ・ 健康 2007/02/27
毎日新聞・ 暮らし ・ 健康 2007/02/27
財団法人・三越厚生事業団が主催する20回目の「健康セミナー」が、新宿京王プラザホテルでこの9日に開かれた。心臓病とがんをテーマにした講演で約400人が参加。◇心臓病早期予防が効果的--中村治雄さん(三越厚生事業団常務理事・防衛医大名誉教授)
≪動脈硬化の原因≫◇禁煙・食生活節制を--津金昌一郎さん(国立がんセンター予防研究部長)
遺伝は大きな要因だが、日ごろどんなものをどのように食べているか(食生活)、適度に体を動かしているか(運動)など、生活習慣も原因となる。若い人にはストレスが原因の動脈硬化もある。≪食生活における心臓病の予防法≫
- 食べ方
早食い、過食、夜食は避ける。
食べ過ぎないよう、よくかんでゆっくり食べる。
魚や野菜を中心に30品目以上を取るバランスいい食事を。
- 摂取する成分
糖類や脂肪を減らし穀物で繊維を補給。
心臓病や脳卒中を減らすビタミンB6、B12を摂取する。
常温で固形の脂肪よりも液状の脂肪を取る。→(マーガリンは良くないという意味)
食材の加温は油の性質が変化するので繰り返さない。
- し好品
高血圧、脳卒中、がんの原因となるアルコールはほどほどに。 お酒1合/日が目安。喫煙は絶対に禁物。 運動は、無理をせず適度に。検診でがんは発見できるが、予防はできない。
がんになる確率は40歳までは1%、60歳までが7%だが、85歳になると男性48%、女性26%。
がんは老化現象の一つといえるが、長年の研究で、がんになる確率を下げる方法が分かってきた。喫煙者のがんになる確率は、吸わない人の1.6倍となる。
お酒を日本酒換算で毎日2合以上飲むと、がんになる確率は約1.5倍増す。
野菜・果物不足や高塩分の食品を多くとる人は胃がんに、食物繊維が極端に少ない人は大腸がんになり易い。≪がん予防≫
- たばこは吸わず、他人のたばこの煙も避ける
- 飲酒は適度に
- 塩分は 10g/日 以下
- 野菜・果物不足にならない
- 熱い飲食物は減らし、保存・加工肉の摂取は控える
- 適度な運動を心掛ける
- 成人期の体重を維持し、やせすぎ、太りすぎに注意する
- 肝炎ウイルスに感染していたら治療措置をとること
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