・老後に夫と同居→妻の死亡確率2倍 ― 2007年02月12日

愛媛県総合保健協会の藤本弘一郎医長の調査によれば、老後に夫と暮らすと、妻の死亡リスクが約2倍に高まるという。96~98年に旧重信町(現・東温市)の60~84歳の男女約3100人を調査し、約5年後の01~02年に対象者の生死を確認し、調査中に死亡した男女計約200人と生存していた約2900人を比べ、配偶者の有無などが死亡に与えた影響を60~74歳と75~84歳で分析した結果、75~84歳では、女性は夫がいる方が、いない場合に比べて死亡リスクが2.02倍だった。一方、男性は妻がいる場合、いない場合に比べて0.46倍に下がっていた。
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