・飲酒ですぐ赤くなる人、食道がんにご用心 ― 2007年04月09日
飲酒ですぐ赤くなる人、食道がんにご用心
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20070402ik05.htm
YOMIURI ONLINE > 医療と介護 > ニュース 2007/04/02
YOMIURI ONLINE > 医療と介護 > ニュース 2007/04/02
世界保健機関(WHO)は、アルコールとがんの因果関係についての見解を約20年ぶりに見直し、英医学誌「ランセット・オンコロジー」4月号に発表したしたところによれば、アルコールの分解過程で重要な役割を果たすアルデヒド分解酵素(ALDH2)の一部が欠損し働きの悪い人(飲酒で顔が赤くなり易い人)は、飲酒量に比例して食道がんになる危険が高まり、酵素が正常な人の最大12倍になるという。20年前にWHOが「飲酒との関係」を認定したのは食道がん・肝臓がんなど限られたがんだけだったが、今回は乳がん・大腸がんとの間にも「因果関係があるのは確実」とした。
アルコールを50g/日(ビール大瓶2本程度)摂取した人の乳がん発症率は、飲まない人の1.5倍。大腸がんの発症率も飲酒しない人の1.4倍になるという。
・子どもにメタボ基準 ウエストや血中脂肪 厚労省研究班 ― 2007年04月09日
子どもにメタボ基準 ウエストや血中脂肪 厚労省研究班
生活習慣病の予防は子どもの頃からと、6~15歳を対象とする「メタボリック症候群」の診断基準を、厚生労働省の研究班(主任研究者=大関武彦・浜松医科大教授)がつくった。メタボリック症候群は動脈硬化を招きやすく、基準としてはウエストのサイズがもっとも重視され、男女とも80cm以上を「赤信号」とし、そのうえで、血圧、空腹時血糖値、高脂血症の3項目のうち2項目以上に当て嵌まった子を「小児メタボリック症候群」とした。
また、ウエストを身長で割った数値が0.5以上を「黄信号」とし、これに該当する子や、ウエスト80cm以上だが3項目には当てはまらない子らも「予備軍」とした。
大関教授は小児メタボリック症候群の原因として、次の要因を挙げている。
- 肉やバターなど動物性脂肪の多い食事
- いつでも買い食いできる環境
- 不規則な食事
- 運動不足
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