■アルツハイマー病予防には焼き魚を、米研究 ― 2012年01月11日
アルツハイマー病予防には焼き魚を、米研究
http://www.afpbb.com/article/life-culture/health/2844023/8164919
AFP BB News > ライフ・カルチャー >ヘルス 2011/12/06
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米ピッツバーグ大学(University of Pittsburgh)の研究チームが、2011年11月末の北米放射線医学学会(Radiological Society of North America、RSNA)で発表したところによれば、魚を食べると認知能力低下やアルツハイマー病を予防し、脳の健康増進に役立つ可能性があるという。
この研究は、心臓血管に関する国の研究「Cardiovascular Health Study」の被験者から260人を抽出し、その内の163人が毎週魚を食べており、その多くは週1回~4回食べていることが分かり、脳の健康については磁気共鳴画像撮影装置(MRI)を用いて、被験者の脳の灰白質の位置と大きさを調べた。その後、モデルを使って灰白質と魚の摂取との関係を分析し、10年後の脳の構造を予測したもので、その結果、少なくとも週1回、焼いた魚を食べている人は、アルツハイマー病の発症に関わる灰白質が大きいことが分かった。
乾燥させた魚には認知能力の低下を予防する効果は見られなかったという。
灰白質の大きさは、脳の健康にとって極めて重要で、健康な脳ほど灰白質が大きく、灰白質の減少は、脳細胞が縮んでいることを意味する。
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