■ノート型PC使用による身体的損傷に注意 ― 2010年09月22日
ノート型パソコン使用による身体的損傷に注意
米ノースカロライナ大学(UNC)チャペルヒル校医学部のKevin Carneiro博士らの研究グループが、ノート型パソコンのビーユーザーは、姿勢の悪さが促進され、頭痛・筋肉の損傷をはじめ消耗性の首・肩・手の障害を引き起こす可能性があると注意を呼び掛けているという。ノート型パソコンにおけるキーボードとモニターの一体型構造上、指と身体の位置が良くないと手首の神経損傷や手根管症候群の原因となり、首の位置や肩の姿勢が悪いとその部分の筋損傷や痛みを引き起こすことにつながり、徴候としては頭痛、手首の痛み、手指のうずき、首や肩の痛みなどの形で現れるという。
対策:
- ノートPCを使用するときは、肘・膝および腰の角度が90°になるようにする。
- 正しい姿勢が取れるよう、外部モニターや外付けキーボードを利用する。
- ドッキングステーションを用いて、首を曲げずにスクリーンを見られるよう調整する。
- 背もたれのついた調節可能な椅子を選ぶ。
- 首を曲げずにすむようにスクリーンの傾きを調節し、手首が自然な位置になるようマウスを置く。
- 約20分ごとにこまめに休憩する。
- 十分に水分を摂ることで、椎間板の潤いが保たれる。
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