■ナッツ類にコレステロールを下げる効果、米研究 ― 2010年05月16日

AFP BB News > ライフ・カルチャー >ヘルス 2010/05/11
米カリフォルニア(California)州にあるロマリンダ大学(Loma Linda University)の研究チームによって、米国医師会(American Medical Association、AMA)の内科専門誌「アーカイブス・オブ・インターナル・メディシン(Archives of Internal Medicine)」に発表された研究結果によれば、ナッツ類には血中コレステロール値を下げる効果があり、健康によいという。研究は、7か国での25の実験結果を分析し、合わせて19~86歳の、コレステロール濃度が高い人と通常の人の男女583人のデータを調べたもので、その研究によれば、平均67g/日 のナッツ類を食べた人は、全く食べなかった人に比べ、総コレステロール濃度が5.1%低下、悪玉コレステロールであるLDLコレステロール濃度が7.4%減少したという。
また、中性脂肪の値が高い人が、ナッツを食べると、中性脂肪の血中濃度が10.2%減少したという。
ただ、効果は、ナッツを食べる人の体重やLDLコレステロール濃度の基準値によって影響され、肥満の人ではナッツによる健康効果が低い。
◎三春・滝桜'10 ― 2010年05月17日
◎ネモフィラの花 ― 2010年05月20日
(2010.04.30撮影)
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■「カロリーハーフ」って何? 消費者庁「明確に表示を」 ― 2010年05月20日

消費者庁は5月12日、「カロリーハーフ」「カルシウム2倍」といった食品表示をする時は、何と比べての「ハーフ」なのかをはっきりと示したうえで、エネルギーや脂質などの栄養成分値も表示するよう食品表示を明確化することを決め、都道府県に食品メーカーを指導する通知を出した。現時点の「栄養表示基準」では、「控えめ」「低」「ライト」など「低い」ことを示す表示については、食品100g当たりの熱量が、40kcal以下・脂質は3g以下、「カロリーゼロ」は、食品100g当たりの熱量が5kcal未満と定められている。
◎樹陰に咲くチューリップ ― 2010年05月23日
◎空色に染まる藤 ― 2010年05月25日
■農薬を多く摂取した子どもの「注意欠陥多動障害」発症率は2倍、米・カナダ研究 ― 2010年05月29日

AFP BB News > ライフ・カルチャー >ヘルス 2010/05/19
米国とカナダの研究チームが5月17日に、小児科学誌「ピディアトリクス(Pediatrics)」に発表した論文によれば、栽培過程で農薬を使用した野菜や果物を多く摂取した子どもは、ADHD(attention deficit hyper-activity disorder、注意欠陥多動障害)を発症する確率が高いという。研究チームは、米国の8歳~15歳までの子ども1139人を対象に調査を行った結果、農薬に用いられる有機リン酸エステルの残留レベルが高い子どものADHD発症率は、通常の2倍であったという。
論文が引用した2008年のある調査報告によれば、野菜や果物で残留農薬が検出され、特に、冷凍ブルーベリーでは28%、イチゴでは 25%、セロリでは20%で、残留農薬が検出されたという。
◎影を従えて ― 2010年05月29日
(2010.05.08撮影)
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◎蒼い群れの中で ― 2010年05月29日
■ソーセージやベーコンは心臓病・糖尿病のリスクを高める、米研究 ― 2010年05月30日

AFP BB News > ライフ・カルチャー >ヘルス 2010/05/19
米ハーバード大学公衆衛生大学院(Harvard School of Public Health)が、5月17日付の医学誌『Circulation』に発表した論文によれば、各国の食と健康に関する報告書、計1600件(対象者は1200万人に上る)を調べた結果、ホットドッグやソーセージ、ベーコンなどの肉加工食品を摂取すると心臓病リスクを42%も高めるという。研究結果によれば、毎日、肉加工食品を50g(ハム1~2枚、ホットドッグ1個程度)を摂取すると、心臓病と糖尿病のリスクが高まるが、加工していない赤身肉(牛・豚・羊肉など)の摂取で心臓病、糖尿病リスクが高まるという結果は見られなかったという。
赤身肉と肉加工食品を比べると、飽和脂肪やコレステロールの量は大差が無いが、肉加工食品には平均で赤身肉の4倍の塩分と1.5倍の保存料(硝酸塩)が含まれている。
心臓病や糖尿病リスクを軽減するためには、ベーコン、サラミ、ソーセージやハム類など肉加工食品の摂取を避けるのが望ましいが、1週間に1回程度の摂取なら、ほぼ問題ないという。
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