■痩せている人でも生活習慣病になる危険 ― 2008年06月22日

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YOMIURI ONLINE > 医療と介護 > ニュース 2008/06/15
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メタボ健診の改善指導対象外
4月から始まった「特定健診・保健指導」(メタボ健診)では、おなかが出た人に生活習慣の改善を促すことになっているが、太っていなくても注意が必要だ。
大阪府立大の総合リハビリテーション学部の今木雅英教授(栄養療法学)らのグループが、2000~04年度に大阪府内で行われた住民健診のうち、40歳以上の延べ約6万人の健診結果を分析した大規模調査で、太っている人だけでなく痩せている人でも、心筋梗塞などの生活習慣病になる危険があることが判ったという。
調査は、感染症の検査などに使われ「心筋梗塞」との関係も指摘されている「CRP」という血液中に含まれるたんぱく質と、メタボ健診の診断項目である、肥満度、血圧、血糖、脂質との関係を調べた。
CRPの値「0.2mg/dl」を基準に、それより高い人とそれ以下の人に分けて、腹囲を除く2項目以上が、メタボの基準を上回っている人の割合を調べたところ、CRPの高い人は、低い人より男女合わせて1.7倍ほど高かった。今木教授は、「研究結果から、CRPが高ければ体格に関係なく、生活習慣病になる危険が高いと言える。将来的に生活習慣病になる危険があるかどうかをみる指標になる」と話している。
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