・お茶の「テアニン」が重症の月経前症候群を緩和 ― 2006年09月19日
2006/09/19

サプリ1日量の5倍摂取で、太陽化学が確認
太陽化学(三重県四日市市)と共同研究を行った三重県立看護大学スタッフが、8月25日開催の第32回日本看護研究学会学術集会で発表したところによれば、月経前症候群(PMS)重い女性が、緑茶や紅茶に多く含まれるアミノ酸のテアニンを従来の摂取目安量の5倍量となる1g/日をとったところ、症状が緩和することを確認したという。但し、被験者全員について調べると、精神的症状ではテアニンの摂取によりPMS症状の緩和効果が認められたが、身体的および社会的症状を合わせた総合評価では、改善の傾向が見られるものの、はっきりとした差にはならなかったという。
太陽化学はテアニンを食品添加物として「サンテアニン」の商品名で1994年から販売している。
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