ジュースでアルツハイマー病のリスク軽減 ― 2006年09月07日


米Vanderbiltバンダービルト大学(テネシー州)医学部助教授Qi Dai博士が、米医学誌「American Journal of Medicine」9月号に発表した研究によると、フルーツジュースや野菜ジュースをよく飲む人は、アルツハイマー病の発症リスクが大幅に低いという。
ジュースを1回/週未満しか飲まない人に比べ、3回/週以上飲む人はアルツハイマー病の発症率が76%低く、1~2回/週飲む人でも16%低いという。これは抗酸化物質の中でも特に強力であるポリフェノールによる効果だという。ポリフェノールは果物や野菜の皮の部分に含まれ、実を丸ごと絞ればジュースにも含まれる。
今回の研究は、広島、ハワイのオアフ島、米国シアトルに住む日本人の健康について研究するKame Project(カメが長寿であることにちなんだ命名)の参加者約1,800人を追跡したもので、1992年よりフルーツジュースおよび野菜ジュースの摂取量を報告し、2年ごとに精神機能の検査や、ほかに関与すると思われる因子(交絡因子)について調整した後でも、ジュースを多く摂取する人ではアルツハイマー病の発症率低下が認められたという。
どのジュース、どのポリフェノールが特に高い効果をもたらすのかについては、さらに研究を重ねる必要があるという。▼原文
:Juice Consumption Linked to Reduced Risk of Alzheimer's
上記の記事にも紹介されている「ポリフェノール」を、毎日確実に沢山摂るための秘訣が紹介されています。

コメント
_ やすよ ― 2006/09/17 15:30
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野菜果物に含まれるポリフェノールは、ファイトケミカルといって、抗酸化作用があるために、老化防止には効果が期待されています。
毎日、果物・野菜を多く摂れれば良いのですが、忙しい現代人には、中々難しいですが、でもそれを叶えてくれるサプリメントとして、わが家族は、数年前より野菜果物丸ごと食品を利用しています。以前は、「フレッシェンモア」という商品でしたが最近は「ベジタブル&フルーツ」というサプリメントを毎日食しています。
健康にとっても良い商品ですし老化防止に最適と思っており、皆さまにご紹介いたします。
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