■哺乳びんなどに使用 ビスフェノールAの安全性評価諮問 ― 2008年07月27日

プラスチック原料に含まれる化学物質「ビスフェノールA」は、97年ごろから環境ホルモン(内分泌攪乱化学物質)としての働きがあるか注目されており、動物実験で微量摂取でも影響があるとの結果が出たのを受けて、厚生労働省は8日、内閣府の食品安全委員会に、健康影響評価を諮問した。厚労省研究班の報告では、妊娠したラットへの投与で、これまで「有害な影響はない」とされてきた量(体重1kg当たり0.05mg)の1/10000以下で、胎児の神経や行動に影響がみられたという。
米国では6月に「乳幼児の神経や行動などに影響を及ぼす懸念がある」との報告書が公表され、カナダではポリカーボネート製の哺乳びんの輸入や販売などを禁止する方針。
■記憶力低下 水素水で抑制 ― 2008年07月27日

http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20080719-OYT8T00207.htm
YOMIURI ONLINE > 医療と介護 > ニュース 2008/07/19
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日本医大がマウス実験で確認
日本医大の太田成男教授らが、科学誌ニューロサイコファーマコロジー電子版に発表したところによれば、水素水を飲むことで、記憶力(認知機能)の低下を抑えられることを、マウス実験で確かめた。ストレスによって記憶力が低下することは知られており、実験内容は、マウスを狭い空間に閉じ込め、餌を与えないなどのストレスを加えた上で、水素が大量に溶け込んだ水と通常の水を飲ませた場合で、記憶力がどの程度違うか、10匹ずつ、3つの方法で6週間かけて比較した結果、いずれの場合も水素水を飲ませた方が記憶力が顕著に高く、ストレスのないマウスとほぼ同等だった。
記憶をつかさどる脳の領域(海馬)における神経幹細胞の増殖能力も同様の傾向だった。
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