・中国で40歳以上の死因、癌や脳血管疾患、心臓病が筆頭に ― 2006年09月21日
2006/09/21

http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/hotnews/int/200509/399029.html
日経メディカル オンライン・Hot News 2006/09/21
日経メディカル オンライン・Hot News 2006/09/21
米 Tulane大学のJiang He氏らが、New England Journal of Medicine(NEJM)誌2005年9月15日号に発表した研究によれば、中国に住む40歳以上16万9871人について、1991年から約10年間追跡、延べ123万9191人・年の追跡調査を行い、20,033人の死亡を記録した結果より、中国における近年の40歳以上の死因は、癌や脳血管疾患、心臓病が上位を占め、発展途上国の死因として多い感染症などをしのぐことが明らかになったという。これは、経済の発展に伴い、居住環境や栄養状態、医療サービスなどが改善されたこと、また、脂肪分摂取量の増加や、運動不足などが原因として考えられる。
▽論文のアブストラクト:「Major Causes of Death among Men and Women in China」
・ワカメが脂肪を燃焼し肥満を防ぐ ― 2006年09月21日
2006/09/21

北海道大学大学院水産科学研究院教授の宮下和夫氏らが、サンフランシスコで開かれた米国化学会(ACS)年次集会で発表したところによれば、ワカメに含まれる褐色の色素フコキサンチンにより、マウスの腹部脂肪が縮小し、体重が5~10%減少することを突き止めた。また、フコキサンチンには、オメガ-3脂肪酸であるDHAの産生を促す働きがあることもわかったという。
DHAは、アテローム性動脈硬化症の一因となる悪玉コレステロール(LDL)を減少させる。
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