・農村のお父さん、高血圧注意報 都市部より塩分多め ― 2006年09月03日
2006/09/03

滋賀県郡部の農業男性266人(平均49歳)と東京と大阪の大企業に勤める男性社員820人(平均47歳)の健診データを比較した厚生労働省研究班(班長=中川秀昭・金沢医大教授)の調査によれば、農村で暮らす男性のほうが、血圧が高く、塩分を取る量も約4割多いこと判ったという。運動療法や食事療法を実践している割合も農村の方が低く、脳卒中など循環器系の病気の発症リスク「格差」が浮き彫りになった。
また調査に当たった三浦克之・助教授によれば、、「都市部の中小企業の従業員でも、農村に似た状況の可能性がある」と指摘している。
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