・日本人の平均寿命 右肩上がり、何歳まで? ― 2006年07月28日
2006/07/28

http://www.mainichi-msn.co.jp/kurashi/kenko/archive/news/2006/07/20060728dde001040002000c.html
毎日新聞・ 暮らし ・ 健康 2006/07/28
毎日新聞・ 暮らし ・ 健康 2006/07/28
インフルエンザの流行で05年の日本人の平均寿命が6年ぶりに前年を下回ったとはいえ、女性は21年連続の1位(85.49歳)、男性も世界4位(78.53歳)と長寿。 では、日本人はどこまで長生きできるようになるのだろうか?。
◇2300年国連予測、男女とも100歳超
国立社会保障・人口問題研究所が、国勢調査のデータなどを基にして’02年に出した、2050年の日本人の平均寿命は、男性 80.95歳、女性は89.22歳。
国連が04年に発表したリポートでは、1950年~2050年までの人口リポートを基に寿命が延び続けるとして、はじき出した2300年の日本人の平均寿命は、女性108歳、男性104歳。
国立長寿医療センター研究所(愛知県)によると、寿命の限界は120歳ほどだというが、実際の限界は分からない。衰えた器官などを再生することが出来るようになれば、平均寿命はさらに延びるかもしれない。
◇「予防医療重視に転換を」
女子栄養大(埼玉県坂戸市)の香川靖雄副学長によれば、現在の日本人の長寿は、高額な医療費に支えられているもので、財政破たんで医療制度が維持不能になれば下がるという。食生活の欧米化で肥満や糖尿病の生活習慣病により、平均寿命を押し下げる要因になりかねていると指摘している。
長生きをしても、寝たきりで意味がないので、いかに老化を抑えるかが重要であり、男性79.0歳=世界1位、女性84.7歳=同2位の香港では病気予防に主眼を置いているという。
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