・ストレスの多い職種でも血圧は異常にはならない ― 2006年05月25日
2006/05/25

http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf?CID=onair/nh/nh_news/426695
----日経ヘルス Topics 2006/05/25
----日経ヘルス Topics 2006/05/25
医師、教師、警察官、消防士、パイロットなどは、片時も気を許せないのでストレスの多い職業だが、この「ストレスの多い職業の人は高血圧になる」ということは実際には非常に少なく、高血圧の原因となっているのは、毎日働く「職場の人間関係にある」とする論文を、米コーネル大学医学部教授のサミュエル・マン博士らが、過去50年間に発表された、仕事のストレスと血圧との関連を調べた48件の研究を再検討した結果として、雑誌「現代の高血圧」(Current Hypertension Reviews)2006年5月号に発表した。
・歩行テストで寿命を予測 ― 2006年05月25日

米フロリダ大学加齢研究所のMarcoPahor氏らが、米国医師会誌「JAMA」5月3日号に発表したところによれば、高齢者の歩行能力が、将来の健康状態および寿命まで予測する重要な指標となることが判ったという。
今回の研究は米国の複数機関によるもので、健康な70~79歳の約3,000人に対し、6カ月毎に歩行テストを実施し、5年未満の平均を定期的に算定した結果、歩行速度上位25%のGrに比べ、最下位のGrでは死亡リスクが3倍高かったほか、心疾患、運動制限および障害を生じるリスクも高かったという。
約400mを短時間で歩き切ることができる人は、長生きする確率が高く、心血管疾患および身体障害を来す確率が大幅に低いという。
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