■先進国の赤ちゃんの半数は100歳まで生きる ― 2009年10月18日

南デンマーク大学デンマーク加齢研究所のKaare Christensen博士が、英医学誌「Lancet」10月3日号に発表した研究によれば、先進国30カ国強のデータを分析した結果、80歳以上の人の死亡率は低下し続けており、80から90歳への生存率は1950年には女性で15~16%、男性で12%であったが、2002年にはそれぞれ37%、25%となっていることより、先進国で2000年以降に生まれた赤ちゃんの半数以上が100歳まで生きるという。一方、寿命の長期化は、各分野に大きな課題をもたらす可能性があり、週当たりの労働時間を減らし現役で働く期間を延長すれば、寿命や健康状態をさらに向上できるだろうと述べている。
また、80歳以上の人が罹患しやすい脳卒中が大きな問題となると考えられるという。
▼原文:Half of U.S. Babies Living Today May Reach 100
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