■がんワクチン「効果あり」 34人中22人、安定か改善 ― 2007年10月13日

横浜市で5日まで開かれていた日本癌学会総会で、東大医科学研究所ヒトゲノム解析センターの中村祐輔教授が発表したところによれば、進行した膵臓がんや食道がんなどを対象にした「がんワクチン」の臨床研究で、患者34人のうち22人に病状の悪化を防ぐ効果が確認されてた。9月末までに投与した患者は67人。この内、計画通り投与し、3カ月以上過ぎた34人について分析、がんが縮小した人は膵臓、膀胱、大腸の各がんだった5人。がんが大きくならずに安定していた人が17人で、計22人で効果があったと判断した。
がんに対する免疫反応が高まっていることも確認され、特に比較的若い人で顕著だった。また、投与の結果、半年以上、病状が安定している患者がいた一方、効果のみられないケースもあった。
■化学物質:発育へ影響は…子供10万人、追跡調査 胎児→12歳、環境基準見直しも ― 2007年10月13日

毎日新聞 ライフスタイル > 健康 > アーカイブ 2007/10/05
ダイオキシンや水銀など身の回りの化学物質が子供の発育に与える影響を見極めるため、環境省は来年度から、約10万人について心身の発達ぶりを赤ちゃん~12歳前後まで毎年調べる、大規模調査に乗り出す方針を決めたという。計画は、調査は09~10年度に、年間出生数の1割弱に当たる全国10万人の妊婦を登録。喫煙など生活状況をアンケートし、採血してダイオキシンや水銀、鉛、有機フッ素化合物などの主な有毒化学物質の血中濃度を調べるというもの。
同省によると、胎児期から胎盤を通じて水銀などの有害物質の影響を受けているほか、腸からの鉛の吸収率は1~2歳児で成人の5倍。生後6カ月までは、脳に必要以外の物質が入るのを防ぐ「血液脳関門」の機能が不完全など、子供は化学物質に弱いとされており、先天異常やアトピー、発達障害などと化学物質の因果関係解明も目指すという。
■患者の要望に応えがん生存率、専門病院ごとに初公表 ― 2007年10月13日

がん治療の中核施設でつくる「全国がん(成人病)センター協議会」(全がん協、30病院)は、治療成績の開示を求める患者の要望に応えるとともに、各施設に「差」の要因分析を促し、全国で同じ水準の治療を受けられるようにする目的で、4日、一部の加盟施設の胃がん、肺がん、乳がん、大腸がんの「5年生存率」を公表した。
がん治療の中核施設でつくる全がん協が、施設名を明らかにして生存率を公表するのは初めてで、30施設の診療内容を、厚生労働省研究班が解析。99年中に初めて入院治療を受けたがん患者について、その5年後の生存率を算定した。この結果、生存率を算定できた施設数は、胃がん18、肺がん15、乳がん11、大腸がん12。夫々5~3施設が公表に応じなかった。
胃がんでは、最も高かった国立がんセンター中央病院(84.1%)と、最低の匿名施設(45.5%)には38.6ポイントの差があった。偏りを避けるために外科症例のみ解析した施設を除くと、次に最高と最低の差が大きかったのは肺がんの30.8ポイント。大腸がん23.8ポイント、乳がん20.6ポイントだった。
ただ、胃がんで一位の「国立がんセンター中央病院」では、がんが最も早期の「1期」の患者が70%を占め、最も進行した「4期」との比が12.3。逆に最低だった匿名病院は、その比が1.2で、重症患者の割合が高かったことより、研究班は「数字をそのまま医療の質が高いととらえず、治療について医師と話す際の資料にしてほしい」という。公表データは、全がん協のホームページの「全がん協加盟施設の生存率協同調査」から、見ることができる。
http://www.gunma-cc.jp/sarukihan/seizonritu/
■ワイン、ビール、蒸留酒いずれも乳癌リスクを増大 ― 2007年10月21日

米カイザーパーマネンテKaiser Permanente(カリフォルニア州オークランド)のYan Li、Arthur Klatsky両博士らの研究グループの研究によれば、アルコールを多量に摂取すると、その種類にかかわらず乳癌リスクが増大することが明らかにされた。研究グループは、1978~1985年に健康診断を受けた7万人強の女性(いずれもカイザーパーマネンテ健康保険の加入者)の飲酒習慣を評価。この内2,800人強が2004年までに乳癌と診断された。飲酒習慣と乳癌罹患率を比較した結果、飲酒量の少ない人(1日1杯未満)に比べ、1日1~2杯の飲酒をする女性は乳癌リスクが10%高く、1日3杯以上飲む人は30%高いことがわかったというもの。
今回の研究は、どの種類のアルコールでも同様に乳癌リスクを増大させる点を明らかにした点が評価される。
■体格調査:12年で…太り気味男性、女性はスリム 40代に顕著 ― 2007年10月21日

毎日新聞 ライフスタイル > 健康 > アーカイブ 2007/10/07
工業製品採寸の基準の見直し要望を受け経産省が12年ぶりに実施した日本人の体格調査(19~80歳の男女計6742人が対象)で、男性が太めに、女性はスリムになっていることが分かった。調査によれば、男性は30歳以上の各年代で、身長、体重、胸囲などの数値が12年前より軒並み大きくなり大柄になっていた。
40歳代は身長が2.8cm高い170.1cmに伸び、体重は69.8kgと4kgも増加。それに伴い、BMI値も24を超え肥満とされる25に迫るなど、太り気味の傾向。女性は20~50歳代で身長が伸びたのに体重が減るなど、全体的にスリム化が進んだ。特に40歳代では、身長が2.6cm伸びて157.1cmになったのに体重は52.8kgと前回より1.3kg減っており、男性とは正反対の傾向が出た。
■趣味の写真/ 花火/ 2007土浦花火 ― 2007年10月21日
■趣味の写真/ 花火/ 2007土浦花火 ― 2007年10月21日
■趣味の写真/ 花火/ 2007土浦花火 ― 2007年10月21日
■花火の写真集を作りました! ― 2007年10月22日
2007.10.6に開催された土浦花火大会を観戦してきました。そのときの感動のスナップを纏めましたので、ご覧下さい。約80万人の人手だったということで、1/800,000の感想を添えています。 「Photoback」で、写真集を作成してみましたので、左の画をクリックしてみてください。 | ||
Olympusのコミュニティーサイト「FotoPus」(http://fotopus.com/index.html)に、 ニックネーム「とし坊」で投稿してますので、下の画像をクリックして、投票いただければ幸いです。
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