■チーズはバターよりも悪玉コレステロール増やさない ― 2012年01月18日

http://www.afpbb.com/article/life-culture/health/2847492/8230767
AFP BB News > ライフ・カルチャー >ヘルス 2011/12/26
AFP BB News > ライフ・カルチャー >ヘルス 2011/12/26
米健康・栄養専門誌「American Journal of Clinical Nutrition」12月号に掲載された、デンマーク酪農研究財団(Danish Dairy Research Foundation)とデンマーク全国酪農委員会(Denmark National Dairy Council)の支援を受け行われた研究に依れば、心臓の健康のためにはパンにバターを一塗りするよりも、チーズを一塊り乗せた方が良いという。
研究は、49人の男女を対象に、通常の食事における脂肪の摂取エネルギー量の13%を、チーズまたはバターで代替するという実験を行い、6週間後、「チーズを食べたグループ」の方が、「悪玉コレステロール」のLDLコレステロールと、「善玉コレステロール」のHDLコレステロール共に、「バターを食べたグループ」よりも低いレベルだった。
また、「チーズを食べたグループ」は、総脂肪と飽和脂肪の摂取量が少ない通常の食生活と比較しても、悪玉コレステロール値が増えていなかった。このことより研究者らは、チーズに含まれるカルシウムにより、脂肪の排出が促進されたと推察している。
しかし、ハードチーズは飽和脂肪が多いことが知られ、控え目な摂取が望ましい。
コメント
トラックバック
このエントリのトラックバックURL: http://health-info.asablo.jp/blog/2012/01/18/6296851/tb
※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。
コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。