◎或る夏の夕陽 ― 2011年09月14日
(2011.08.14撮影)
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カメラ :オリンパスE-30
レンズ:ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD
撮影場所:福井県・越前海岸・がらがら山
ISO感度:100
絞り値 :F9.0
シャッター速度:1/400
焦点距離:24.0mm
露出補正:-0.7EV
撮影モード:夕陽
測光モード:ESP(AF連動ON)
WB:5500K
アートフィルター:ポップアート
フィルター:PLフィルター使用
◎青空に翼広げて! ― 2011年09月14日
(2011.09.08撮影)
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カメラ :オリンパスE-30
レンズ:ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD
撮影場所:茨城県・ひたちなか市・ひたち海浜公園
ISO感度:100
絞り値 :F5.6
シャッター速度:1/320
焦点距離:24.0mm
露出補正:-0.0EV
撮影モード:P(プログラム)
測光モード:スポット
WB:Auto(5500K)
アートフィルター:ポップアート
フィルター:PLフィルター使用
■ビフィズス菌「LKM512」の摂取で寿命伸長効果を確認 ― 2011年09月14日
協同乳業、理化学研究所(理研)、京都工芸繊維大学(工繊大)、及び京都大学(京大)が米国オンライン科学誌プロスワン「PLoS ONE」に発表した研究に依れば、ビフィズス菌「LKM512」の摂取により寿命が伸長する効果があるという。乳酸菌というか、善玉菌を優勢にすることが老化防止につながるとの思いで、TH-69菌(商品名:ニブロン)を毎日摂るようになって、はや20年が経過しました。 この記事(研究)によっても、その効果が科学的にも裏付けられたということに、非常に勇気付けられています。 今後20年も続けて行くことで、どの程度の外見上の効果が出るのか、まだまだ人体実験を続けていくつもりです。 そんなわけで、120歳まで健康でピンピンして長生きが出来ればと思っている次第です。ヨーグルトを食べるのは健康に良いといわれてきたが、今回の研究成果はアンチエイジングにつながるという科学的な証明になりそうだ。
協同乳業の主任研究員の松本光晴氏らは、農業・食品産業技術総合研究機構・生物系特定産業技術研究支援センター「イノベーション創出基礎的研究推進事業」の平成21年度課題「健康寿命伸長のための腸内ポリアミン濃度コントロール食品の開発」の研究において、マウスにビフィズス菌LKM512を投与したところ、大腸内で増えたポリアミンの作用に起因する寿命伸長効果を試験により確認した。
ポリアミンは、DNA・RNA・タンパク質の合成および安定化や、細胞の増殖及び分化に関与している生理活性物質であり、全ての生物の細胞に普遍的に存在し、これまで、抗炎症作用、抗変異原作用、オートファジーの誘導、腸管バリア機能維持・促進等の作用が報告されており、濃度が高まることは生物にとってプラスになることが判っていた。
本研究は、「LKM512を投与することで腸内細菌にポリアミンを生成させ、老年病の原因である慢性炎症を抑えることが可能になる」という仮説を検証するものとして実施。大腸組織を健全化し、更に血中に移行したポリアミンが全身の細胞(特に免疫担当細胞)に供給され、老年病の原因である慢性炎症の抑制につながることを明らかにするというものである。
ヒトに換算して30~35歳に当たる10カ月齢のマウスのメスを3グループ(19~20匹)に分け、それぞれに対してLKM512、スペルミン(ポリアミンの一種で最も活性が強い)、生理食塩水(対照群)の3パターンに分けて、週に3回経口投与を行って比較した。その結果、LKM512を投与した場合は、大腸内のポリアミン濃度が上昇。大腸バリアの機能が維持され、抗炎症効果も得られ、それによって寿命を伸長させることが明らかとなった。実験期間40週目での生存率は80%以上。
二つ目のスペルミン群も、LKM512と比較すると弱いものの一定の寿命伸長効果を確認し、40週目で60~70%の生存率となった。但し、有意な効果とはいえないレベルであった。
対照群(生理食塩水)は、40週目では生存率 40%を切っており、大きな差が認められた。
逆に生存率が70%になる時点を比較すると、対照群に対してLKM512群は約6カ月の伸び。マウスの平均寿命が約2年なのに対し、その1/4に相当するという劇的な効果といえる。更に、LKM512の経口投与がマウスの外見・腫瘍および潰瘍発生に及ぼす影響も調査された。対照群は皮膚に腫瘍や潰瘍が多く見られたが、 LKM512を投与したマウスには投与期間中ほとんど観察されず、毛並みも非常によく、動きも活発であったことが報告されている。LKM512群は潰瘍が 5%ほどあったが、腫瘍は0%。対照群はどちらも20%あり、これまた大きな差がみられたという。
LKM512の経口投与におけるマウスの大腸内環境へ及ぼす影響も調べられ、投与したビフィズス菌(B.animalis subsp.lactis)やPrevotella属の16S rRNA遺伝子が強く発現し、腸内菌叢が変動していることが確認された。
またLKM512群の腸内ではポリアミン濃度の上昇が判明したが、スペルミン群では上昇は見らなかった。経口的に摂取したポリアミンは小腸で吸収されて大腸には到達されないことが確認された。また、一般的な腸内細菌の重要な代謝産物とされる酢酸や酪酸などの短鎖脂肪酸には、LKM512投与による影響は認められなかったという。また、炎症マーカー・尿中パプトグロビンへの影響においては、LKM512群は結腸組織の炎症関連遺伝子の発現が抑制され、炎症マーカーの減少も確認されたことにより、LKM512を投与することで腸内に継続的にポリアミンを作り出して炎症を抑制し、寿命が延伸した可能性があるという。
試験期間終了後に大腸を摘出した結果、対照群の半分は便が溜まり茶色く変色しているのに対し、LKM512群は全て若齢マウスと同じきれいな色をしていた。組織片の検査では、対照群の半数は組織が崩壊しつつあり、粘液を分泌する杯細胞の数も激しく減少していたが、LKM512群では十分な杯細胞も残っており、摘出手術直前まで粘液を分泌し続けていたと推定されることより、LKM512の投与により大腸のバリア機能の崩壊を抑制できたことを示している。
結腸の遺伝子発現パターンに対するマイクロアレイ法での調査において、LKM512群は若齢マウスに近いパターンを示すのに対し、対照群やスペルミン群はまったく逆のパターンとなったことより、大腸の老化に伴う遺伝子発現の変動をLKM512が防いでおり、更に、ポリアミンの経口摂取よりも大腸でポリアミンを作ることの方が、大腸組織の機能維持、さらには寿命伸長に効果的である可能性が高いこともわかったという。
≪その他の記事≫:
▼理化学研究所 > プレスリリース 2011.08.17 > ビフィズス菌「LKM512」摂取による寿命伸長効果を発見
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