■アルツハイマーの症状抑制→漢方薬の効能裏付け…阪大グループ ― 2009年03月14日
アルツハイマーの症状抑制→漢方薬の効能裏付け…阪大グループ
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YOMIURI ONLINE > 医療と介護 > ニュース 2009/03/04
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大阪大の遠山正彌教授、松崎伸介助教らの研究によれば、幻覚や妄想などアルツハイマー病の周辺症状にも処方される漢方薬「抑肝散(よくかんさん)」に、このアルツハイマー病の症状の原因と考えられる脳の神経細胞死を抑える効果があることが判ったという。抑肝散は子供の夜泣きや疳(かん)の虫などを抑えるために使われてきた漢方薬。
松崎助教らが着目したのは、遺伝性のアルツハイマー病患者に変異が多いプレセニリン1(PS1)で、このPS1を変異させた実験用の神経細胞を使い、小胞体内のカルシウム濃度を変化させる薬剤を投与。
約60%が死滅したが、抑肝散を加えると死滅率は約25%に減ったというもので、老年性アルツハイマー病も小胞体の機能低下が関係しており、今回の結果と同様の仕組みで周辺症状を抑えている可能性が高い。
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